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自宅で練習したい人はもちろん、その練習結果をネットで確認したい指導者もご利用いただけます。オンライン授業にもご活用ください♪
当教室ではわり算のスタートタイミングもかなり遅めです。
そのため、早くわり算を始めてほしいと気を揉んでいるメンバーもいることでしょう。
ということで、今日はそろばんのわり算のやり方を説明してしまいます。(かけ算はこちら)
ちなみに、このやり方でわり暗算もできてしまいます。
※以下の絵も頭の中のそろばんをイメージした図になっています。
では、さっそく行きましょう!
592÷8= という問題で考えます。
まず、割られる数である592をそろばんに置きます。
赤い矢印を一の位とみなすと、割られる数は5になります。
割られる数:5の中に割る数:8はないので、一の位(赤い矢印)を1つずらします。
割られる数:59の中に割る数:8は7個あるので、一の位(赤い矢印)から2つ進んだ場所に商:7を立てます。
割る数:8 × 商:7 = 56 を割られる数から引きます。
一の位(赤い矢印)を1つずらします。
割られる数:32の中に割る数:8は4個あるので、一の位(赤い矢印)から2つ進んだ場所に商:4を立て、8×4=32を引きます。
全て割り切れたので、答えは 74 と求まりました。
かけ算と比べるとちょっと複雑に感じるかもしれません。
ですが、商を赤い矢印のところに数字で書くようにすると、、、
これだけです!
そして、わり暗算の場合もこのやり方になります。
商は立てるたびに紙に書いてしまいます。
ですので、頭の中のそろばんにイメージするのは割られる数の残りだけとなります。
そして、これは筆算のわり算と同じことをしています。
九九の逆引きとそろばんで数字の表し方がわかる人であれば簡単にできてしまったと思います。
ちなみにわり算で覚えることもこれで7割くらいになります。
わり算もとても簡単なのです。
では、次の問題 632÷8= をやってみましょう。
答えは 79 と求まりました。
えっ、できない?
そうです、そろばんをやっていない人にとっては急に難しくなったと思います。
なぜなら、②の56を引く引き算のやり方が分からないからです。
逆に引き算をしっかりできるのであれば、2問目も1問目と変わらない難しさになります。
つまり何が言いたいかというと、
九九の逆引きができるのにわり算を難しく感じるのは引き算が苦手だから
ということです。
ですので、当教室ではわり算を慌てて始めるよりも、
まずは引き算をしっかりと得意になることをお勧めしています♪
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