かけ算九九のハードルを下げよう! | そろばん式暗算STUDIO Soroban11111代表のブログ

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バタバタ、バタバタ。

4月からの新生活スタートに加えて、家族内で風邪が流行り、目が回りそうです(@_@)



さて、最近かけ算九九の話を取り上げていました(こちら)が、

「かけ算九九を覚えよう!」というと、みんな尻込みしがちです。

81個と言う数字が、かなり多く感じられるみたいです。



ですが、かけ算は交換法則が成り立ちます。

A × B = B × A ということです。

ですから、例えば2×3=6を覚えてしまえば、3×2は覚えてなくても分かります。

つまり、九九は半分覚えてしまえば、もう半分は分かってしまうということです。



ただし、1×1や2×2などの9個は順番を入れ替えても同じなので、

覚える必要がある九九は、9+(81-9)/2=45個です。

しかし、1の段の9個は覚えるまでも無いので、実質45-9=36個。

かけ算九九は36個だけ覚えてしまえば、81個全部分かる様になるのです。

しかも、多くの人が苦戦する7の段、8の段、9の段。

ここで覚えなければならないのは、それぞれ3個、2個、1個の計6個だけです。



と言う話を、これから九九を覚えようとするメンバーにすると結構喜んでもらえます。

もちろん、最終的には81個をパッと分かる様になってもらう必要があります。

ですが、まずはハードルを下げて取り組みやすくしてあげるのが良いかなと思っています。



と言うわけで、先日メンバー向けに公開したかけ算九九プリント。(こちら

覚えなければならない45個(実質36個)を明記しました。

更に取り組みやすくなったプリントを是非ご活用ください。