前回の記事「旅の道中に読み上げ暗算+α」で、+αとして立式を伴う様な問題を出してみましたという話を書きました。
実はこの手の問いかけは、長男くん(5歳)に対し、普段から意識的に行う様にしています。
例えば、そろばんの練習で、25題(横一行に5問、縦に5列)のプリントを使い、12問で終わった場合に問いかけます。
「あと何問残ってる?」
長男くんは少し考えた後、残りの問題を一つずつ数えて答えてくれます。
「13問」
それに対して、さらに続けます。
「大正解! ところで、25問のうち12問終わったってことは、残りを求める計算はどうしたらいいのかな?」
長男くんは、また少し考えた後に答えてくれます。
「引き算。25-12」
※以前に引き算で求められることを教えています。また、いつも答えられるわけでもありません。
さらに続けます。
「じゃあ、読み上げ暗算。願いましてーはー、25円なーり、引いては12円では?」
長男くん、このくらいは、なんとか暗算でできます。
「13!」
※できない時はもう一回読み上げます。
さきほど、数えて求めた答えと同じになることに気が付いて、ニヤリとします。
しつこく続けます。
「他に13を求める方法は無いかな?」
さらに考え、答えてくれました。
「一番下の列が5問、その上にも5問で、10問。あと3問あるから、13問。」
さらにさらに続けます。
「素晴らしい!それでも求められるね。でも、他にもあるよ。」
長男くん、思い付かずに無言。
ここは、助け舟を出します。
「下の3列は、1列5問だよね。5が3つでいくつ?」
長男くん、少し考えて。
「15!」
「その通り!かけ算だ5×3だ。で、真ん中の列は2問終わっているから、15から2を引いて。。。」
「13!」
「ね。13を求める方法って色々あるね。」
という様なやり取りをしています。
日常的なものの中に潜む算数的な思考を、遊び感覚で伸ばせてあげられるといいなと思います。
GWを挟んで公私ともに忙しくて、ブログの更新、その他もろもろ、追いついていません。。。
時間が足りん!足りん!足りーん!
寝ます。