小学生の頃、「勉強が得意」という子に、「算数は苦手」という子はいなかった気がします。
逆に、「勉強が苦手」という子で、「算数は得意」という子もいなかった気がします。
私のこの感覚を裏付ける資料がネット上に転がってないかと調べたところ、、、
ありました。
学研教育総合研究所の2010年9月調査結果の第3章の3です。
こちらの調査結果によれば、「勉強が得意な子は算数が好きで、勉強が苦手な子は算数が嫌い」な傾向があるそうです。
これは裏を返せば、「算数が好き(得意)なら、勉強が得意になる」ということが言えるのではないでしょうか。
言わば、「算数」は勉強が得意になるか不得意になるかの分水嶺ということです。
勉強が得意になるためには、算数が得意になればいいのです。
では、「算数」と「そろばん」の関係はどうでしょう。
残念ながら、「そろばんが得意なら、算数が得意」とは必ずしも言えません。
しかし、「そろばんが得意なら、算数が得意になる可能性が高くなる」とは言えると思います。
この辺りは、今後、私の考えを説明していきたいと思います。