前回(その1 、その2 、その3 、その4 、その5 )まで、長男くんが補助なし自転車に乗れる様になるまでの経緯を書いてきました。
長男くんが補助なし自転車にあっさり乗れる様になったワケを、私なりに分析した結果は以下の通りです。
1)STRIDERで二輪車特有のバランス感覚を身につけていたこと。
これが一番大きかったと思います。直進時のバランスもそうですが、特に曲がる時にほとんどハンドルを切らないことを体が理解していたのは大きかったと思います。
2)ペダルの漕ぎ方をマスターしていたこと。
補助あり自転車で、しっかり練習してあったのが良かったと思います。
3)補助なし自転車で、足がしっかり地面に着いたこと。
親の立場からすると長く乗ってもらいたいために、ついつい大きめの自転車を買いがちだと思います。我が家の場合は、祖父母が二歳の時に買ってくれた自転車だったので、補助なしとして練習した時は小さいくらいでした。でも、それが良かったと思います。足がしっかり着く安心感で、練習に集中できたと思います。
4)補助なし自転車の練習時のポイントをシンプルに伝えたこと。
私が長男くんにアドバイスしたのは、「前を見ること」と「最初はグッと踏み込むこと」の二点だけにしました。1と2をマスターしており、基本的な能力はあると思っていましたので、その力を発揮できる様なアドバイスを心がけました。複雑な説明は混乱を招くと思い、本人が復唱できる程度の内容にしました。
「前を見ること」でSTRIDERで培ったバランス感覚を発揮しやすくなると考えました。また、「最初はグッと踏み込むこと」で漕ぎ出しからスピードをあげ、バランスをとりやすくすることを考えました。
5)本人がやる気になったこと。
これも1についで大きな要因だと思います。ここが一番難しかったです。
長男くんが補助なし自転車に乗れる様になって2ヶ月くらいですが、その間に立ち漕ぎや片手運転なども出来る様になりました。よそ見しながらでも乗れる様になりました。先日は立川の昭和記念公園で、家族でサイクリングを楽しみました
以上、「足こぎ自転車(STRIDER)から補助なし自転車」でした