11日の金曜日、私は代休を取ってて、美容院にいたのですが
ビルの中の店舗だったせいか、意外に揺れが大きく、
地震に慣れているとはいえ、なかなか収まらない揺れが、
いつもと違っていました。
初めのうちは、あら?揺れてる?くらいで、周りを見回しても
誰も特に注意をしていない感じだったのですが、
だんだん揺れが激しくなってきて、気が付くと、その場に居た皆が、
顔を見合わせて、固まっていました。
とりあえず、ほとんど施術は終わっていたので、急いで
髪を乾かしてもらい、外へ。
来週、ヒラの卒園式(もう今週末になりますが。。)があるので、
髪を整えたら買い物、その後人に会う約束をしていたのですが
ファッションビルや、駅ビルなどの大きな建物の外には、沢山の人が
出ており、営業中止の知らせが。
それとは対照的に、余震の中にも関わらず、小売店は、普通に営業を
続けている。
携帯は、全くつながらない。
少なくなった公衆電話に、列をなす人・人。
それでも、まだ、その時には、事態が飲み込めていなくて、
いつもよりちょっと大きな地震があった、くらいにしか思ってませんでした。
携帯で自宅に電話をかけてみても(当然ながら)つながらず、
思いついて、母にメールを送ってみると、とりあえず送信を受けつけて
くれたので、ホッとしました。
駅に行くと、電車が止まっていて、大勢の人が改札口に集まり、
騒然とした雰囲気に包まれている。「電車は動きません!」
仕方なくバス停留所に向かうと、ありえないくらい人があふれて
いたものの、何とか乗り込むことができた。
保育園のヒラはどうしているだろう。
皆と一緒だから、大丈夫だと思うけど。。
携帯は相変わらずつながらない。時間を見ると既に4時を過ぎており、
つながらないのは、今頃、ヒラを迎えに行っている最中だからかも。
急に着信が!母からだ。
良かった、ずっと電話していたんだけどつながらなくて。
ヒラは?もう家に着いたの?良かった!
今日は、人と会う約束があったんだけど、これから帰るわ。
もうバスに乗ってるから、あともう少しで家に着くから。
私が感じた、「ちょっといつもと違う揺れ」が、遠い東北地方で、津波を
引き起こし、町を、人を飲み込み、圧倒的な自然のエネルギーで
猛威を振るっていたことを、ニュースを見て知りました。
その破壊力の凄まじさに、言葉も出ない。
心が痛むのは、家族と離れ離れになった人がとても多いということ。
あの時間は、夕方というには、あまりにも早すぎて、
人々は、その時まで、ごくいつもの日常の時間を過ごしていたはずだ。
学校で、会社で、家庭で、近所で。
もう少し遅い時間だったら、家族一緒に過ごしている人も多かっただろうし、
朝早い時間だったらやっぱり家族で寄り添って過ごしている人が多かったに
違いない。
災害が起きる日時を予測することはできない。
仕事が変わって、家で過ごすよりも会社にいる時間の方が長くなっている私。
もし、その日が来た時、私は、ヒラのそばにいないかもしれない。
出来れば、私が家に居る時間であってほしいけれど。。。
もし、それが叶わなくても。私は、必ず、家に帰る。
ママである限り、ヒラの所に帰らなければならない、と思ってます。
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ヒラに、恐くなかったかと聞いてみたら、「ダイジョウブ」とのこと。
保育園では定期的に災害訓練をしているため、意外に冷静だったようですが
その日は、余震があるたび、机の下にもぐっていました。
あまりにも頻繁なので、「ずっともぐってた方がいいかもねえ」と言う私。←鬼母?
それにしても、あまり恐がっていない様子なのには、ホッとしました。
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被災された全ての方々へ、心よりお祈り申し上げます。
一日も早く、離れ離れになったご家族の方が、一人でも多く、
ご家族と再会できますように。