この所、仕事が忙しく、家と会社を往復するだけの毎日。
仕事があるだけ有難い。それはそうなんだけれど、何というか不完全燃焼といった感じ。
仕事がある、ということは、私のような身の上にとってみれば有難いことで、
不満を感じるなんて、とんでもない贅沢な話だ。
そうと分かっていても、いつの間にか、澱のように溜まってくる、もやもやした気持を発散する
気力もなくなっている自分を、少しばかり淋しく思う時もある。
かと言って、週末が来てもあまり嬉しくない。
ほぼ毎日、娘の父であるMの電話を取り次ぎ、週末になればなったで、
「今週はどうしますか?(会わせろ)」という電話が掛かってくる。
まあ、もしお休みがなくて仕事をしていたとしても、Mの電話が止むわけじゃないんだけどね。
何か良い事ってないのかな。。って、この所の帰り道、毎日、つぶやくように思っていた。
心が沸き立つような思いって、忘れてしまったような気がする。
何ていうか、心境としては、既に「晩年」という感じなのだ。
こうやって、年を取っていくんだな~~。。。ああ、やだやだ。
ただいま、と言って、家に入ると、ヒラの「ママ~~~
」という声がする。
ヒラはニコニコ笑いながら、「あのね、ママにプレゼントを作りました。見る?」と言う。
紙で出来た、小さな箱の中から、出てきたのは、ビーズで作った首飾り。
「ヒラはね、ママのためにこれを作ったのよ。付けてみて」
キラキラと光を受けて輝く首飾り。それは子供用の雑誌の付録なのだけれど、
お祖母ちゃん(私の母)に手伝ってもらい、糸に通して作ったものらしい。
ヒラは、私に、首飾りを付けてみせろ、と言う。私は首飾りをつけて、
「どう?」とヒラに訊ねると、ヒラは何ともいえない顔で微笑みながら、
「ママ、とっても可愛い~」と喜ぶのだった。
これは、ヒラとママの宝物にしようね、と言って、ひらひらと飛び跳ねる、娘。
ヒラ、ママはね、ちょっと元気が出なかったけど、また少し頑張れそうな気がします。
いつも、笑顔を、ありがとうね。