昨夜はオリンピック閉会式
たくさんの感動をいただきました
次はパラリンピック
こちらも楽しみです。
色々ありましたが
東京オリンピック2020
オリンピック史上
多くの人の記憶に残る大会でした
台風の影響で
神奈川は朝から豪雨
降ったりやんだりですが凄まじい雨音
…と思ったらいきなり強い日差しが
蝉の声も一段と大きくなり
一瞬で夏本番ムードに
（変わりすぎでしょ）
雨が上がった後は強風が
ところで
私の職歴の一つ
３０〜４０代の女性をターゲットにした
服飾の店舗で働いていたことがあります。
洋服が好きで
それに関わる仕事をしてみたいと
子育て一段落後、初めてのアルバイト。
店舗面積はそんなに広くなく
もともと自分も顧客で
お気に入りのセレクトショップ。
買っているだけの時は
接客の部分しか見えませんが
お店側の人になると全然違います。
接客以外に
開店前の清掃やレジのお金の準備
その日の天候や季節を先取りしたディスプレイ
商品入荷の荷解きや整理
売り場商品の整頓
売れた商品の補充
お直しの採寸
商品の発送
バックヤードのストック整理
トルソー（マネキン）のコーディネイト
会計時のレジ操作
合間の清掃、閉店前の清掃
レジ締め、報告、納金
・・・
・・
・
かなりの肉体労働でした
もちろん接客は最優先ですが
上記のような仕事も欠かせない作業
それまで事務職しか経験がなかったので
とても忙しく覚えることがたくさんでも
楽しい職場でした。
バイヤーさんと仕入れに行かせてもらったり
お正月には福袋も売りましたよ
でも
仕事に慣れて流れが掴めるようになると
他の人の仕事ぶりが気になり始めました。
私より少し後に入った同年代のAさん。
彼女の接客は性格どおりの明るさで
人懐っこさもあり売り上げも好調。
個人の売り上げ目標はあっても
基本はお店全体でのチーム戦。
Aさんが接客していて私の手が空けば
接客以外の仕事は私がやる
それはお互い様ですが
Aさんは売り場を離れてストック整理や
商品の補充、事務処理は得意ではない
接客が一番合っていると
明るく笑いながら公言し
積極的にバックヤードに入ることはなし。
私だってもっと接客したい
Aさんのサポートを私がしているから
彼女の売り上げも上がっているのに・・・
そんな私に彼女はにこやかに
「小川さん、いつも本当にありがとう」
アルバイトなのでスタート時期は違っても
時給はほぼ同じ
天真爛漫なAさんなのに
（天真爛漫だからこそ）
なんだか私の心はザワザワ
ある日、15歳くらい年下の女性店長に
そのことを相談しました
「同じ時給なのに、Aさんはバックヤードの仕事を
苦手と言ってあまり積極的にしてくれません。
私ももっと接客の時間が欲しいです」
というようなことを。
店長はしばらく経って
「Aさんは、なんというか華があるんですよね。
売り場にああいう人が立ってると
お店の空気がすごく良くなるんですよ」
そして
「小川さんのように
仕事をこなせちゃう人はツライですよね」
と。
何だかよくわからな過ぎて
返す言葉も見つからなかったのですが
私の意向が聞き入られなかったことだけは
わかりました
あの時わからなかったこと
今ならわかるような気がします。
店長も私の気持ちを傷つけないうよう
かなり言葉を選んでくれたと思います。
会社にとっては
お客様がたくさん来店して
たくさんお買い上げしてくださり
満足度が高ければリピートしてくださる
これが一番。
真面目に仕事に取り組むのは良いことだし、
苦手に挑戦することも良い経験
確かにそれは大切なこと。
でも
自分の正義を振りかざして、
他人の仕事ぶりを批判する人より
明るく売り上げに貢献してくれる人
そんな人が売り場に立っていて欲しいですね
人は無意識に
軽やかな雰囲気（オーラ）に集まります。
私はあの頃
Aさんの天真爛漫さが
羨ましかったんだと思います。
苦手を公言し
自分の得意分野でサラッとサクッと
そんな感じがね
私も苦手なことをやらなきゃいけないではなく
ゲームを攻略するように楽しんでやる
そんな軽さがあれば良かったのかもしれません。
あの頃の私は
考え過ぎ
我慢しすぎ
比べ過ぎ
・・・
何かと重かった
ほら、もう風の時代だから
今は軽ーくね
でも、そんなことも良い経験です。
久しぶりの社会復帰で
一生懸命頑張ってた自分も偉い
そんなこともありながら仕事を覚えた分
その後売り上げで表彰されたり
たくさんの顧客様もできました
人と比べてイライラザワザワするより
淡々とこなすことの大切さを勉強した時間でした。
あ、ちなみに
Aさんとは当時のことを笑い話にできるくらい仲良しです聞けば、あの頃私から見たら天真爛漫な彼女にも、仕事の悩みは多々あったらしいです。ま、当たり前か（笑）。みんな悩んで大きくなったのです（懐かしすぎるこのフレーズ、知ってるあなたは、、、）
聞けば、あの頃私から見たら天真爛漫な彼女にも、仕事の悩みは多々あったらしいです。ま、当たり前か（笑）。みんな悩んで大きくなったのです（懐かしすぎるこのフレーズ、知ってるあなたは、、、） 今日の一枚
昨日スーパーに行ったら
ほおずきがたくさん並んでいました
お盆ですね
ちょっと田舎の実家を思い出しました
今年も帰れません
そういえば、「ほおずき」って
漢字では「鬼灯」って描くんですね。
何だか鬼が提灯持って夜道を歩いてる
そんな感じじゃないですかー
【 鬼灯 】
お読みいただき
ありがとうございました
＊直感コンサルタント・コーチ
＊パステルシャインアート講師
PRISM Arch 小川晏那
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