上野・西洋美術館「カラヴァッジョ展」に行ってきました
超写実主義であり、光と影を強調した劇的な技法。
本展初公開の「法悦のマグダラのマリア」
とても印象に残りました。

{96BCB66D-D1E6-4CF2-951E-97B200A0FE66}

「光と影」
どちらも単独では存在しません。
両方が存在して一つです。
そこに優劣はありません。
そして、光はあたる角度によって映し出すものが変わります。
それまで影の存在であっても光があたればはっきりと認識できます。

何にフォーカスするかで見えるもの、感じるものも変わります。
納得のいかない不満の多い現状だとしても、
例えば、この経験がこれから幸せになるための
単なる通過点で、
「幸せな人生セット」に組み込まれている部品だとしたら、
口うるさい上司のお小言も幸せの鐘の音に聞こえるかも・・・
・・・聞こえないか(笑)


で、折角の上野なのでお花見
平日、天気は曇り、寒い・・・
でも、でも、この賑わい

{771DE508-E6AA-4075-956D-7A13883B2F06}

桜の木の上から人々を見下ろすミーちゃん(そういう名らしい)
{6D13F241-BD57-4117-B0E2-0D5623320A18}

そして桜を見上げるミーちゃん(撮され慣れてます

{2B037B33-AE0B-4DB9-9BD6-5E239598EDBB}

出かける前は、生憎の天気・・・と思っていたけど、
曇り空に桜の花の柔らかい色が溶け込んでいくような、
そんな繊細な優しさを感じました。
「光と影」もあり「中庸」もあり。
こんな日の桜もいいなぁ・・・と うっとり

{6FD06DF2-AF4C-4D8A-9705-BE27F3FD42F2}

結局、どの瞬間も満ち足りているってことか。

優しい一日に感謝