5月26日、日曜日、午後。
ヘイマミー!のタワレコ新宿のリリイベ終了後、時間的に間に合いそう
だったので別のリリースイベントに向かった。
「Gran☆Ciel/Untitled/7限目のフルール 合同イベント」(2部)
場所は、錦糸町マルイ 1階店頭スペース(屋外)
午後2時30分より対象商品販売の物販。
午後3時より優先入場開始。
上手の二列目。
午後3時15分、7限目のフルールからスタート。
撮影可だったので下手ながらも写真を撮る。
セットリスト
君はフルール
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青に咲くシンフォニー
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夢色の明日へ
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あの日のメロディのように
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二番手がヘイマミーとのリリイベでも一緒だったGran☆Ciel
トリが初見のUntitled
だったのだが、今回はナナフルについて書いてみたいので申し訳ないけど
内容につては割愛させてもらう。
決して、出来が悪かったとか言う事ではないのであしからず。
午後4時35分より終演後物販。
ナナフルのはるにゃんこと、竹内花春(たけうちはる)ちゃんと
通算三回目の2ショット。
前の方だったので見えてましたよって言ってくれた。
これをもって本日の予定はすべて終了した。
7限目のフルールとは、長野県 佐久長聖 高校から誕生したアイドルグループ。
2023年8月デビュー。メンバーでいられるのは在学中の3年間のみ。
普段は全員同じ学校で勉強する高校二年生の5人組で、もうしばらくすると
新入生が満を持してグループに加入してくることになると思われる。
芸能コースのアイドルと言うと古くは堀越学園が思い起こされるが、
決定的に違うのはソロアイドルとして活動するために個別に転入するケースが
多かった堀越に比べて、最初から芸能コースがある学校に入学して結成された
同級生(今後は同じ学校の先輩後輩)がグループのメンバーあると言う事だ。
現役学生アイドルは星の数ほどいるけれど、全員でリアルな学校生活を
表現出来るのがグループ最大の強みだと思う。
実は、色々書いてはいるが実際に見たのは今回を入れてもまだ三回しかない。
全員について語れるほどの知識も経験もない。
なので、一番興味を持っている竹内花春ちゃん中心に思っている
事を書いてみたい。
冷静にステージを見ていると彼女よりアイドルとしての素質を持っている子や
撮影タイムなどにレスを送るのが上手いなーと感じる子はいる。
では、花春ちゃんの魅力とは何だろう?
「地元の学校にいそうだけど探しても絶対にいない子」かな。
そして、「練習しても取得出来ないものを最初から持っている子」でもある。
おそらく、彼女は自分にどれくらいのポテンシャルがあるのか分かっていない。
アイドルとして足りない部分をステージ上でがむしゃらさと全力でカバーしよう
とする姿が途轍もなく眩しい。
この未完成が故の魅力は卒業後の彼女自身ですら未来では再現不可能である
はずの「今」なのだ。
気付いた時には過ぎ去っているものが青春。
その儚いものを半分は意識して、もう半分は無意識に表現しているから
見ていると何とも言えない気分になるのだろうと思う。
芸能の世界に身を置くなら更なる高みを目指してプロになって行くのが
普通だろう。
ただ、彼女たちは高みを目指してもプロにはならない選択肢も残されている。
学校の卒業がグループの卒業でもあるからだ。
どれだけ大きな会場でやるかより、どれだけ残された時間で完全燃焼するかに
趣を置いている時点で他のグループとの競争ではなくて
自分自身との競争なのだ。
例えば、武道館公演が目標ですとかメジャー・デビューしてチャートの1位に
なるのが目標ですとか、それぞれのグループなりの方向性があると思うが
7限目のフルールにはその着地点が決まっていない感があるのも面白い。
最近は、人気の韓流グループ系の影響下にあるアイドルなども多い中で、
この日本独自の方法論によるアイドルがどんな成果を見せてくれることになる
のか個人的には楽しみで仕方がない。