「 Heaven & Earth」

2014年に発表されたアルバム。

ヴォーカルがベノワ・ディヴィッドからグラス・ハマーのジョン・デイヴィソン

に変わってから制作されました。

ジョン・デイヴィソンは、ジョン・アンダーソンと声質は似ていますが

彼独自の個性もあって個人的には好感を持ちました。

ただ、アルバムの出来は悪くないものの、平均年齢の上昇によるものなのか

ほぼミディアムテンポの楽曲で占められていてロックアルバムを

聞いている感が乏しいのが気になってしまいます。

ツアーに関しては、この頃からアルバム完全再現が目玉となっていて

「サードアルバム」「こわれもの」「危機」「海洋地形学の物語」(この作品

のみ一部抜粋)「究極」「ドラマ」の中から2作品(海外では3作品)が選ばれ

曲順通りに演奏されました。

同年の来日公演は、そんな情報もあってチケットを取ったのですが

結局選ばれたのが「こわれもの」&「危機」だったのはガッカリしました。

特に人気のある作品なので仕方がない部分もありましたが、収録曲の

「ラウンドアバウト」「危機」「同志」などはライヴの定番曲でしたし、

このメンバーで何で「ドラマ」をやらないの?と憤慨していました。

まぁ、結果的にクリスの最後の来日となってしまいましたし、

アランもまだサポートは必要ない時期でしたからイエスらしいイエスを

見られて良かったとは思っています。

正直に言えば、ツアーの印象に比べるとアルバムの印象が薄いのは

否めません。

Believe Again
https://www.youtube.com/watch?v=J-o_Vc2QT7Q&list=PL0Tfxf8B-2QCkUQmwItn52pk5QZglz2Hj&index=1

The Game
https://www.youtube.com/watch?v=hhYQFylQDoc&list=PL0Tfxf8B-2QCkUQmwItn52pk5QZglz2Hj&index=2

Subway Walls
https://www.youtube.com/watch?v=fz4MjnfvoTc&list=PL0Tfxf8B-2QCkUQmwItn52pk5QZglz2Hj&index=8