「Fly From Here」

2003年の35周年のフル・サークル・ツアー終了後にキーボードの

リック・ウェイクマンが離脱して息子のオリヴァー・ウェイクマンが参加。

2008年からの40周年ツアーからはジョン・アンダーソンが離脱して

イエスのコピーバンド出身のベノワ・ディヴィッドがヴォーカルに就任して

ツアーを乗り切ります。

アルバムを制作するにあたってトレヴァー・ホーンがプロデュースを担当する

事になったからか、途中からキーボード奏者がジェフ・ダウンズに変わって

完成した作品です。

ほぼ「ドラマ」の布陣ですが、楽曲も「ドラマ」当時のアイデアを流用したもの

(タイトル曲など)もあってアルバム「ドラマ」に近い手触りです。

内容は悪くないと思います。

ただ、個人的にはべノアのヴォーカルが苦手です。

コピーバンドをやっていたくらいなので当たり前なのですが

印象的にはジョンに声が似ている人で終わってしまうのです。

そこら辺がジャーニーのアーネル・ピネダなんかと違うところだと

思ってます。

そのべノアも病気によりツアー終了後に抜ける事となり

バンドは早くも新体制になる事を余儀なくされます。



Fly From Here
https://www.youtube.com/watch?v=SEs-i9kMpKg&t=2495s

Fly From Here Live 2011 (Pro-shot) with Benoît David
https://www.youtube.com/watch?v=eUXfkwrqeBU&t=1276s