トム・ウエイツが1983年に発表したアルバム。
長年在籍したアサイラムに発売を拒絶され、新たにアイランドと契約してから
の第一弾となった作品。
初期のトム・ウエイツと言えば、SSWとかジャズ・ピアニストとか
酔いどれ詩人なんてイメージが強いが、自由奔放な現在の方向性の基盤と
なったのがこのアルバムだと言える。
様々な楽器を導入して新境地を開拓している。
ただ、世間で言われているほどアヴァンギャルド志向ではなく、従来の
彼らしさも感じられる作風だ。
イン・ザ・ネイバーフッドは初の公式MVが制作された。
次作の「レイン・ドッグ」とその次の「フランクス・ワイルド・イヤーズ」は
三部作と言われるが、内容にそこまでの共通点はない。
ただ、この三作品がいずれも傑作で、それまでのイメージを覆す事になったのは
間違いのない事実だろう。
個人的に、すべての作品の中から一枚選ぶとしたらセカンド・アルバムだが、
この時期のトム・ウエイツも絶対に外せない彼の重要な一面だと思う。
Tom Waits - "Underground"
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Tom Waits - "16 Shells From A Thirty-Ought Six"
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Tom Waits - "Swordfishtrombone"
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Tom Waits - "Down, Down, Down"
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Tom Waits - "Soldier's Things"
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Tom Waits -- In The Neighborhood(MV)
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Swordfishtrombone(Full Album)
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