ベーブ・ルースと検索すると当然の事ながら伝説の野球選手が出てきますが、
今回は、ロックバンドのお話。
プログレ風味のハードロックって感じがしますが、英国ロックって響きが
一番しっくりくるような気がします。
このバンドを初めて知ったのはロックのガイド本でしたが
購入の決め手になったのは音楽ではなくジャケットでした。
分かる人なら2秒で分かると思いますが、イエスなどでお馴染みの
ロジャー・ディーンの作品が使用されています。
一時期は、ロジャーの他にもヒプノシスやキーフを起用しているアルバムは
すべてチェックしていたのでその中の一枚だったという事でしょう。
所謂、ジャケ買い。
バンドの紹介文には必ずと言ってよいほどジェニー・ハーンのヴォーカルが
ジャニスに似ていてパワフルみたいに書かれる事が多いですが
バンドの音楽性を決定付けているのはギターのアラン・シャックロックですね。
アランが抜けた後に入ったのが後にホワイトスネイクに参加する事になる
バーニー・マースデンなので誤解されがちなのですが、ベーブ・ルースは
アランのバンドだったと言って良いと思います。
アルバムを初めて聴いた時は、ザッパのキングコングのカヴァーもあって
悪くはないんだけどそこまで熱中するほどではないと言った感じでした。
ところが、1975年にVHSで発売された?ライヴ映像を見てこんなに上手い
バンドだったのかと驚愕してから自分の評価は変わりました。
完全なライヴバンドだったのですね。
特に、代表曲である「ザ・メキシカン」などはまるで別の曲の様です。
全盛期にライブアルバムを発表していたら評価もまた違っていたのでは
ないのかなぁと思っています。
Babe Ruth - The Mexican (Live In Montreal 1975)
https:/
Babe Ruth - First Base(1972)
https:/
Babe Ruth - Live in Montreal (1975)(DHV 2010フルサイズ)
https:/