趣味の話ではなく仕事の話です。

私はサービス業勤務です。

主に塗料の発注業務などを担当していますが

店舗ですから当然レジのフォローも行います。

自動的にお釣りが出てくる半自動のレジです。

レジ誤差をなくす面においては効果があります。

が、そんな中ですべての業種(個人商店などを除く)で全自動レジの

導入を進めるべきだとの思いがあります。

通常レジとの併用ではあるものの、TSUTAYAやイトーヨーカドー

などで使用されているシステムです。

コンビニもそれに近いものありますね。

商品の(バーコード)スキャンから袋詰め、支払いまで客自身が行うものです。

それだと高齢者が大変じゃない?と言う意見はあるかと思います。

しかし、その高齢者を中心にレジでのトラブルが絶えないのです。

実は、レジの行列は夕方のスーパーなどを除けばほとんどがレジ担当者では

なく客側で起こしています。

例えば、現金を出すのが(恐ろしく)遅い

遅いのに一円単位まで丁度で出そうとする

出そうとするが足りなくて財布に引っ込める

それでも釣銭を少しでも少なくしようとする

その計算が間違っている

お釣りが4445円とか出した枚数より多くて何をしたかったのか意味不明

ポイントカードを出すのを忘れる

ポイントカードが見つからない

見つかるまで探す

反対側から商品はどこだなどと話しかけてくる

説明しなければクレーム、説明すれば並んでいるのに早くしろとクレーム

どんなに優秀なレジ担当者でも行列を回避するのが不可能な場面がよくあります。

それらの約7割くらいは高齢者です。

中年層も含めれば90%に達するのではないでしょうか。

若い人でも態度の悪い人はいます。

ただ、最初からカードや電子決済を使い慣れているので

そもそも釣銭などのやり取りがないケースも多々あります。

老人は買い物をするなと言っている訳ではありません。

早い人をサクサクと通過させるシステムを作らないと無駄なストレスを生み

トラブルを繰り返し引き起こしかねないのです。

客側の注意も必要ですが、企業側も高齢化社会を考えた上で営業をしないと

後々自分で自分の首を絞める事になりかねないと思っています。