最近、死について考える事があります。

いや、別に自殺を考えているとかではないです。


私の両親は今も健在です。

早くに親を亡くされている方もいるでしょうから

恵まれている方だと思います。

しかし、義母はほとんど寝たきり状態となっていて

実父もボケているって言うレベルを超えてしまいました。

自分も結構なオッサンになっている訳ですから

そりゃ親も歳を取るよなぁと当たり前の事を思ったりして。

いつまで家族でいられるんだろうなとか考えたりもします。

それに、死ぬのは親が先とは限りません。

数年前には大学の先輩が亡くなりました。

昨年末、小中学校時代の同級生が亡くなったとの知らせが届きました。

そして、自分自身も昨年の3月に人生で初めて救急車で運ばれ入院しました。

それからは、あんまり長期的な予定を立てなくなりました。

そこに追い打ちをかける様な緊急事態宣言。

退院後の昨年4月から6月の予定していたイベントはすべてなくなりました。

ライヴを再開したのは7月。

おそらく、一般的には早い方だと思います。

なぜなら、自分にとって「不要不急」の案件ではないから。

行けないと諦めるのではなく、どうやって対策したら可能なのかを考えました。

運営やライヴハウスのガイドラインにも従いました。

見たのはほとんどアイドル。

まぁ、外タレは来日が出来ないので公演自体がないって事もありますが

尊敬するロックミュージシャンがほぼ60代以上なのも理由の一つです。

ライヴで10代20代の今を生きる生命力の強さに刺激を受けたいのですよ。

それが若いロックバンドでなくアイドルグループだったと言うだけの話です。

行けば元気を貰える。

そこには「生」しかないから。

「死」について真剣に深く考えるのは必要な事だと思います。

人間、100%避けては通れませんし。

ただ、生きてるって素晴らしいよなって思える現場へ行くのも自分にとっては

必要な行事なんですね。

そこで気持ちがリセット出来たら親にも周りにも少しは優しく出来るのです。