27日、日曜日。
日程的に個人的な2020年度最後のライヴは、推しと言っても良い
アクアノート佐山すずか卒業公演となった。
場所は、恵比寿ガーデンルーム。
しかし、しょっぱなから軽くポカをしてしまう。
さくら学院公演のクセ?でついガーデンホールの前で待機してしまい、
間違いに気付いたのが開場時間の午後5時30分を過ぎてから。
慌てて場所を移動して長い待機列で待っている人に「番号は何番ですか?」などと
聞きながら確認して会場内へ滑り込んだ。
なので前物販はパスして通常チケットの自由席の座席をキープ。
4列目までがVIP席だったので実質2列目の6列目の中央に座れてホッとする。
一息ついてからロビーに出ると歴代の衣装が並べられていて卒業感を
演出している。
あぁ、この衣装の時に見たなぁとか感慨深かった。
約10分ほど押して午後6時10分頃に開演。
4人はワンマンで披露した新衣装、主役のさやすずは羽織袴姿で登場。
一曲目は「ソメイヨシノが咲く頃に」。
約1年半前の楽曲。
実は、デビュー直後のアクアノートをFMホールで見た事があるのだが
その時には新人さんなんだなぁくらいの印象で刺さらなかった。
ソメイヨシノ~は本格的にライヴなどにも行き出した頃の曲なので
なんだかグッときた。
初期メンバーのももちゃんとまほたむはいろいろな思いが交錯しているのか
スタートからすでに声が震えている。
最初は笑顔だったありちゃんもさやすずとペアで踊っているうちに顔が
くしゃくしゃになっていく。
さやすず本人も「なみだリプライ」で遂に堪えきれなくなっていたのが分かった。
ソロ曲「私の道」では会場が担当カラーの黄色に染まった。
まるで私信の様な楽曲に胸が締め付けられる。
メンバーからさやすずに送った手紙の朗読の時には当然の様にみんな
ボロボロなのだが、じゅりりんの声が震えていたのが印象的だった。
プロ意識の高い子なので涙ぐんでいるのを見たのは初めてかもしれない。
それだけ大切な存在だったのだろう。
さやすずからはこれまでの経緯や今後について話されたが
会場の人たちの心にだけ留めて欲しいとの事だったのでここでは書かない。
ただ、引退する訳ではないので活動は追々明らかになっていく事だろう。
ライヴの最後が「アクアソニック」からの「ドリームノート」だったのは
明るく元気なさやすずらしいエンディングだったと思う。
時間は午後8時少し前。
終演後の待機列はなんと外。
まずは物販列に並び、それから特典会列に並び直したのだが
さやすず列が尋常じゃなく長い。
寒さが堪えるけど、みんなさやすずにありがとうが言いたいのだろうな。
さやすずと話し終えた頃には午後9時半近くになっていた。
来年からはアクアノートとさやすずは二つの道に分かれて進んで行く。
その分かれ道の前に知ることが出来て本当に良かったと思った一夜だった。
今後のさやすずとアクアノートに幸あれ。
佐山すずかアクアノート卒業コメント
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佐山すずか/私の道(2020/12/27 恵比寿The Garden Room)
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