9月20日、アクアノートの4thワンマンライブ『EVER/BLUE』を見た。
当初は5月に予定されていたものの延期されていたワンマンのプランを
一旦仕切り直して有観客で行われた待望のライヴだ。
会場は白金高輪SELENE b2
本来ならスタンディングで700人程度の収容人数があるのだが、人数を削り
椅子席にせざるを得ない状況なので1部と2部の二公演行われる事となった。
公演前にメールでの個人情報の送信、マスクの着用、アルコール消毒、
検温、椅子席での観覧、特典会でのビニールシートの設置など
コロナ対策は万全だ。
1部。12時に開場。
実は、一週間前にも対バンでセレネに来ていて、その時は整理番号通りの
完全指定席だったので今回もそんな感じかと思いきや、プレミアムシートとの
境目はあるものの、基本的には自由席だったので慌てて中央の座席をキープ。
物販にて公演と同様に発売延期となっていたシングル「アクアソニック」を購入。
昨年からライヴで披露していたので、こちらも待望の発売。
フルフルポケットのメインソングライターだった多田慎也渾身の楽曲で
今年度の楽曲大賞有力候補だ。
12時40分開演。
過去を振り返るようなオープニング映像の後に登場したメンバーは新衣装だ。
3rdワンマンが昨年の11月だからセットリストが変わるのは当たり前だが
自粛中にMVにて発表された「水を目指した日」
シングルのカップリングとなった「未来線ダイヤグラム」
ネット配信では聴いた事がある「青春日和」
そして、完全なる初披露だった「恋心クレッシェンド」を生ライヴでは
初めて聞いた。
新曲の「恋心クレッシェンド」は、良い意味でフルポケ・テイストの名曲。
アクアノートのイメージにも合っていると思う。
青春ソングを書かせたら天下一品のTDだけど、それが最大限活かされているのは
アクアノートのメンバーが青春を驀進中だからだろう。
アクアノートに変化球はいらない。
正統派でここまで出来るグループは少ないのだから。
あと、「じゃんぴん・じゃんぴん」と「さよなら六花」も3月のライヴで一度聞いた
きりだったと思う。
そういった意味では新鮮な内容だった。
そして、人気のバラードの「水花火」やタオル曲の「ラブ☆サマー」なども
織り交ぜて全体のバランスを取っていた。
若干意外だったのは「あの夏に」。
まぁ、夏曲だから問題はないのだけれど、なんとなく卒業したひーちゃん色が
強い気がしていたので。
ただ、曲前のMCでさやすずがこの曲に関する思いを語ってくれたので、
すんなりと曲の世界観の中へ入って行けた。
終盤戦は伝家の宝刀出しまくり。
複数のキラーソングを持っているグループは強いと改めて感じた。
アクアソニックで声が出せないのだけは辛かったな。
アンコールなしで約1時間40分。
二部構成を考えればこれが限界だろう。
特典会では、さやすずと2ショット、じゅりりんのソロ写メをゲット。
2部まで余裕があったので最後まで見届けた。
セットリスト
①水を目指した日
②じゃんぴん・じゃんぴん
MC
③水花火
④ラブ☆サマー
⑤未来線ダイヤグラム
MC
⑥挑発Selfish
⑦夕立とアンチノミー
⑧さよなら六花
MC
⑨恋心クレッシェンド
⑩青春日和
MC
⑪あの夏に
⑫いろみず
⑬乙女心はアクアマリン
MC
⑭ドリームノート
⑮アクアソニック
2部。17時開場。
同じ手順で中に入る。
17時40分開演。
セットリストは1部と同じ。
観客はペンライト勢が昼より多かった気がする。
最初は、1部とおんなじ演出なんだなぁなどと思いながら見ていたが
名曲が続くのでだんだんとステージに集中して行く。
昼と違ったのは終盤。
ドリームノートで有志の方から頂いたペンライトを折ると
会場全体が青色に染まる。
メンバー全員が「えっ?」と驚いた表情を見せ、さやすずの口元からは
「本当にありがとうございます」と言っているのが読み取れた。
終演後には集合写真(メンバーが一度帰ろうとしていたので急遽決まった?)を
撮って4回目のワンマンライヴの全項目が終了した。
特典会は、1部に参加済みだし思いのほか(1部2部連続だったから当たり前か)
疲れがあって明日の予定も考えて2部の特典会は遠慮して帰路に着いた。
それでも、アクアノートを十分に満喫出来た一日だった。