倉島颯良(くらしまさら)。

さくら学院中等部二年。

さくら学院には昨年度に転入して二年目。

本人がこけしをイメージして髪を切ったと語った事からファンからは

こけしまさん、こけしなどと呼ばれています。

今年の三月に、水野由結、菊地最愛という最後のオリジナルメンバーが卒業してしまい、

メンバー全員がデビュー時を知らない第二章へと突入したさくら学院の

新たなエースとなるべき存在なのが彼女です。

こけしまさんの一番の特徴は掴みどころのない天然不思議キャラ。

予測不能の面白さがあります。

が、最大の欠点が押しの弱さ。

担任が名前を忘れて「覚えてくれないと消しちゃいますよ」と言って

笑いを取れたのは一年目の去年までです。

例えば、質問を振られた時に隣りに同期のメグ(岡田愛、中等部一年)がいると

必ずと言っていいほどメグが答えます。

ただ、メグが強力に押しが強い訳ではなくて、メグは頭のいい子なので

よく見ていると1~2秒間を空けて誰も答えないと察すると前に出ていく感じです。

本来なら、今年度はこけしまさんとメグがツートップでなければいけないと思うのですが、

こけしまさんが積極的に前に出ずにいつの間にかミッドフィルダーの位置に下がって

いるのでメグがラストパスを出そうとしたら、あれっ?いない?って言う風に見えて

しまうのです。

現に、最近の@JAMの告知VTRでは生徒会長のりのんと転入生のみれなが

マイクを握り、本番ではこけしまさんも短い曲振りはあったものの、同期のメグは

二回のMCがあり、曲中の観客へのお礼のメッセージは転入生で小等部六年の

まあやに譲る構成にじくちたるものがありました。

さくら学院はみんな仲良しが基本だし、メグもまあやも好きなので何の問題もないのですが、

ここはこけしまさん自身に「私がやります!私にやらせて下さい!」って泥臭く

貪欲に前に出て欲しいと思っているのです。

まぁ、そうしないのが彼女のいいところで優しさでもあるのは分かっているのですが

こけしまさんに限ってはもっとわがままになっていいんじゃないかなぁ。

とにかく、こけしまさんの大爆発を首を長くして待っています。