こんにちは。
少し久しぶりのグロブ更新になってしまいました
前回、週末にやっとツーリングへ行けると宣言しましたが、結局行けなくなりました
その理由を日記のつもりで好き勝手に書きます。
かなり面白くないと思いますがご了承ください
前回のブログを書いた日の翌日、1が月半以上ぶりに実家へ妻と娘を連れて行き、両親と夕食を楽しみました
父は翌日解禁になった釣り旅行を楽しみにしており、かなりわくわくしているようでした
行き先は、福島県の檜枝岐村。
父の趣味は釣り、私はバイクですが、山と渓流という自然を愛する者同士、話が弾みました。
また、孫を抱っこして嬉しそうでした
すごく楽しい時間でした
その翌日、自宅で母から電話を受けました。
父と一緒に釣りに行っている友人から、15時30分頃から父が行方不明になっていて、警察が捜索中だと。
父はまだ60代後半、いつも行く渓流なので道に迷うはずもないし、そんなに遠くへ行けるとも思えない、仲間と来ているのに単独行動するはずもない。
辺りを探して見つからないという事は・・・・・・正直、いやな予感しかしませんでした。
暗くなったので捜索は翌日6時から開始することになりました。
警察から現地に翌朝来るよう言われ、母を連れて現地へ向かいました。
東北道の途中、母に警察から父らしき人が見つかったと連絡がありました。
安心したのもつかの間、次の言葉で希望は絶望となりました。
「心肺停止状態です。」
そのまま現地の警察署に向かい、家族による遺体の本人確認をすることになりました。
父は何らかの理由で川に落ち、一晩かけて約5km流され岩に引っかかった状態で発見されたそうです。
医療技術者という職業柄、溺死で無くなった方をCTスキャンすることはありますが、まさか自分の父親の遺体を見るとは夢にも思いませんでした。
現地の病院でCTスキャンをしてもらいましたが、肺と気管に水が入っておらず、さらなる原因特定のため、司法解剖をすることになりました。
結局、死因は不明(書類上は溺死と推定)でした。
ここからは私の推測ですが、過去に循環器クリニックでニトロを処方されていたことがあり、おそらく発作を起こして既に心肺停止の状態で入水したのではないかと思います。
竿はたたんだ状態で落ちていたので、釣りの途中で流されたわけではないようですし、川は深くても腰の高さ程度なので溺れるのは考えにくいかと。
このあと、荼毘したり、葬儀をしたり、父の自営職の事後処理をしたり、悲しむ暇もない多忙の日々でした。
ようやく落ち着き本日に至ります。
ここからは私の勝手な価値観でお話します(全く違う考えの人ももちろんいると思います)
私は今回の経験で家族と過ごす時間の重要性が痛いほどわかりました。
私は昨年、非常に多忙で給料の良い病院から、ストレスや残業が少なく家族との時間がとれる給料の安い病院に転職しました。
今考えると、これは大正解だったと思います。
給料が少なければ、その分の支出を抑えればいい。
グロムはそれを実現してくれる非常に経済性の高いバイクです。
そして、楽しさも大型バイクに乗るのと引けをとらないバイクだと思います。
人はいつ死ぬか分かりません。
みなさんもライダーであるならいつどこで事故に合うかわかりません。
そのことを意識して運転し、家族との時間を大切にして頂けると幸いです。
だらだらと長い文章をお読み頂きありがとうございました