静岡県下田市七軒町
法順山
了仙寺
【 日蓮宗 】
創建は江戸寛永年間の1635年で
三代将軍「徳川家光」公の命を受け
老齢の父に代わり下田奉行の職を
代行していた「今村正長」により
建てられました
了仙寺は
幕府と東インド艦隊司令長官 ペリー提督の
交渉した場所
1854年 日米和親条約が締結され
ペリー艦隊が開港された下田に入港すると
了仙寺はペリー一行の
応接所兼幕府との交渉場所となり
和親条約の細かい取り決めである
下田条約がここで結ばれました
今から1300年以上前の古墳時代の
地元の有力者のお墓と推測されている
「 洞窟古墳 」
穴は約10m程あり
先は浸食により反対側へと抜けている
別名「ジャスミン寺」と呼ばれ
境内には
アメリカジャスミン（ニオイバンマツリ）の
強い香りが広がります
咲き始めは鮮やかな紫色
そしてだんだん白へと色が変わっていきます
そのため濃い紫と色が変わり始めの淡い紫
そして完全に色が変わった白の花が
混ざって咲くグラデーションは
月にふさわしい爽やかな色合い
「了仙寺調練の図」ウィルヘルム ハイネ画
境内には3000点以上の
開国に関する映像資料の原本を所蔵する…
MoBS黒船ミュージアムが併設されている
ペリー艦隊の軍楽隊のパレードで演奏された
洋楽が日本初の洋楽コンサートと言われている
とされる「ペリーロード」へと続く
