石室神社 | だっちゃ~ね~

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静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎に鎮座足あと

伊豆半島の最南端に位置する

石室神社を参拝しました⛩


御祭神は 伊波例命 です


創立は定かではないが

五世紀頃に物忌奈命を祀る神社として

秦氏により建立されたと伝えられている

その後 役行者が十一面観音を合祀し

大宝元年(701年)現在の場所に

神仏合祀の石室神社を建立した







石廊崎の崖には

蜂の巣のようにたくさんの窪みがあり

石室神社はこの窪みを利用して作られている

これらの窪みは「タフォニ」と呼ばれ

水に溶けていた塩が

水分の蒸発にともなって結晶になり

その結晶の成長によって岩石が壊されて

できると考えられている

石廊権現の帆柱にまつわる伝説

(伊豆の七不思議)

昔 塩を運んでいた千石船が

石廊崎の沖で嵐に遭い

その帆柱を石廊権現に奉納すると 

誓って祈ったところ

無事に江戸に到着することができた

その帰途 帆柱奉納のことを

すっかり忘れていると

何故か石廊崎の沖で船が進まなくなり

天候が急変して暴風雨となった

往路に誓いを立てたことを思い出した船主が

千石船の帆柱を斧で切り倒すと

帆柱はひとりでに波に乗り

断崖絶壁(およそ30M)を

石廊権現の社殿あたりまで

まるで供えたかのように打ち上げられた

同時に暴風雨も鎮まり

船は無事に播州へ戻ることができたという
「役小角」

西暦700年慶雲3年 諸国に疫病が蔓延していた

役行者がこれを憂い 

石室権現を始め始萬の祈りを捧げ

神佛の加護を身を滅ぼして願い続けたところ

十一面観世音が夢に立ち 

一枚の薬草を行者に授けた

この薬草を山野を走り回り探し出し

病人にあたえたところ 

忽ち病気が平癒したという

この薬草というのが「アロエ」で

別名を医者不要と呼ばれている






おすましスワン






完了