茨城県竜ヶ崎市に鎮座
女化原の狐伝説のある
御祭神は 保食命
創建は
この地域に伝わる民話『キツネの恩返し』と
深い関係があります
その昔 村の男が
猟師に狙われていた白狐を助けたところ
女の姿となって現れ その後結婚しました
3人の子をもうけて平穏な暮らしを送っていた
ところが 数年経ったある日
うたた寝をしていて
尻尾が出ているところを
遊びから帰った子供に見られ
母親の正体が狐であることがばれてしまった
狐(母親)は 正体がわかった以上は
子供と別れざるを得ないと
泣く泣く 別れの一首
「みどり子の母はと問はば女化の原に
なくなく臥すと答へよ」
を残して家を出て 古巣に帰ってしまった
この伝説は「キツネの恩返し」のモチーフに
なった神社だと伝わっている