山形県山形市十日町に鎮座
歌懸稲荷神社を参拝しました
御祭神は 稲倉魂命大市姫命大国主命
猿田彦命日本武尊火産霊神
山形城主斯波兼頼が山形城の守り神として
城内に建立したのが その始まりとされる
10代目最上義定が山形城の部内に社殿を建て
12代目義光のとき
天童城主との開戦に際して勝利を祈願するなど
最上家代々の信仰は厚いものがありました
城主や城下の人々が
短冊に歌を書いて神社に奉納する風習があり
歌を詠まないものは渡らせない橋も
付近にあったところから
歌懸の名が残ったと伝えられています
元気な蝉の声が境内に響いていた(*゚Д゚*)
ホームページより
天保5年(1834年) 十日町の十代佐藤利兵衞氏が奉納
彫刻には欅材を使用し 狐があしらわれている
大変めずらしいもの
一般には使うことができなかった朱塗りの作り
当時の状況から考えても大変格式ある御神輿です
右側は貴重な御神輿の老朽化により
神輿渡御に使用する御神輿として新造したもの
将棋の駒に『歌懸』と彫られている