ヒロシです!


今日は、3月11日


沢山の命が犠牲となってしまった東日本大震災から丸4年が経ちました。



目を背けたくなるような現実に、大きな恐怖、不安、悲しみを抱いたことを今でも鮮明に覚えています。


あの年は、僕達がメジャーデビューをさせてもらった年。

デビューして、わずか2ヶ月足らずで起こった出来事でした。



震災が起きた時間、僕は山口県で打ち合わせがあり、東京に兄を残し、山口県へ戻った直後でした。


実際に東京でですが、地震を体験した兄の恐怖は計り知れないものがあったと思いますが、それを感じとり、テレビを通してでしか情報を得ることが出来ないことに対しての恐怖も言い表せないものがありました。


数日間
朝から晩までテレビの前にかじりつき、
家族が眠っている間、何か起こったらいけないと、
眠ることも出来ず、

その上、情報を待つことしか出来ずに、
何が出来るのかもわからない自分に対して腹が立ちました。




世の中では義援金をだまし取る詐欺まで発生し始めていた時、

僕に出来る事は

1円でも多く、
確実に義援金を集め、
被災地に送り、
自分と同じ悔しい気持ちで居る方々と気持ちを共有し、
1秒でも早く、1秒でも長く皆さんが笑顔で居られる時間を作る事だと思いました。



僕の呼びかけに何百人と言う方々が賛同してくださり、兄とも無事に合流して、
200万円近い義援金を集める事ができました。


僕達を信じ、賛同してくださった皆さん!
本当にありがとうございました!




あれから4年経ち、未だに復興が進んでいない地域も多い中、
僕達に出来る事は、


忘れず前を向いて歩く
誰かの為に一生懸命生きる


この事だと思います。


世界の各地からも沢山の義援金が集まり、

他人を想う気持ち、
団結した時の強い力、
感謝、

を知ることが出来ました。

いつか日本人として恩返したい!






当たり前の生活を当たり前に送る毎日が
どれだけ幸せか。

心から感じました。






昨日ラジオでも初公開させて頂いた
「夜空に願を」という曲。


この曲には、僕達の平和を願う気持ちも込められています。


震災が起こった当時にも
「ひとりじゃない」
と言う曲を作らせて頂きましたが、

あれから4年経ち、日に日に強くなっていく想いを綴らせて頂きました。



強く、1日1日を大切に、
一生懸命生きて行きましょう!


僕達の歌が、皆さんの背中をそっと支える事が出来るならば、
それ以上に幸せな事はありません!

一生懸命歌い続けます!




言葉がまとまらず、乱文で読み辛い文章になってしまった事、お詫び申し上げます。





最後に




震災で心を痛めた方々の平穏な日々が、
一秒でも早く取り戻せるようお祈りすると共に、
お亡くなりになられた方々のご冥福を、
心よりお祈り申し上げます。


木坂 寛









夜空に願いを
作詞:木坂 寛  作曲:木坂 光弘

寒さも和らいだし
たまには二人きり 散歩でもしようか
空には星が輝く
手をつなぐ事さえ なんか新鮮だね

二人の愛がいつしか
当たり前に有るもの そう感じていたら
それは何より幸せな事さ
当たり前を僕は守りたい

夜空に願いを たった一つ
この先もずっと 一緒に居れますように
星の数ほど出会いがあろうとも
僕は迷わない 君はポラリス
唯一の光

流れ星は通らない
僕達みたいに 変わりのない夜空
刺激の無い日々だって
君との時間は 何より愛おしい

決まった場所に座って
眠る位置も変わらず 僕は右側
繰り返される 平穏な日々を
ずっと ずっと 僕は守りたい

夜空に願いを たった一つ
この先もずっと 一緒に居れますように
円を描いて走る星のように
守り続けたい 君はポラリス
唯一の光

二人の愛がいつしか
深く交じり 永遠になるように

夜空に願いを たった一つ
この先もずっと 一緒に居れますように
星の数ほど出会いがあろうとも
僕は迷わない 君はポラリス
唯一の光