先日は友人と県庁所在地にある飲食ブースのイベントに参加。

廃校になった建物を再利用したイベントスペースは珍しくなくなったね。

クラフトビールが何種類もあった。友人は三種類ほど試していた。

香りをかがせてもらったけれど成程いろいろあるものだ。味はわからないけど。

しかし昼時のイベントに家族連れでやってきて

子供はソフトドリンクを飲ませ親は飲酒している。うーんという感じ。

 

そのあといくつか馴染みの店を廻って買い物。

 

月に一度出かけるが、いや、本当イベントを見つけて誘ってもらえて良かった。

昨年は転居や引継ぎなどの退職準備で追われて無理やりジャッキを上げていた。

 

確定(還付)申告は開始前に提出できるので14日に税務署に提出した。一安心。

所得税の還付なので収入とは違うけれど嬉しい。

 

そうそう書店で見つけた。

石垣りん『詩の中の風景 くらしの中によみがえる』(中公文庫)

 

婦人之友社から92年に出た作品の文庫化。

梯久美子の『新潮』での評伝の連載は三回目を迎え漸く内容が進み始めた。

分量も少し増えたようで先が楽しみでもある。

 

文庫化は嬉しいが、婦人之友社の本はA5判型で上部に石垣が選んだ詩人の作品

中下部に石垣のエッセイを載せていたのだが、文庫になるとスペースの関係から

作品とエッセイが頁の前後に分断されてしまう。これが残念。

それでもこの文庫化はうれしい。

 

口語自由詩になって多くの読者を失ったいう人がいる。

読者が少なくなると詩は難解になりアヴァンギャルドが許されるようになるとも。

それでもこの本で引かれた口語自由詩に難解なところはない。