武士道と虫道 (1) | ソ連風来坊のブログ

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台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

前書き:
日本の今昔には、極端な対照がいろんな事実より映されて検出された。それは昔の「武士道」と、今日の「虫道」である。

このシリーズはさまざまな例を挙げ、分析しながら証明します。

まずはこのニュースから:

先月下旬、「令和」時代が始まった数日前、訪米中の安倍総理大臣が突然のアクシデントに見舞われたようだ:


飛行機から降りた安倍総理がトランプ大統領に近づこうとしているところで老いぼれに一喝され、国賓が立つはずだった赤い絨毯より追い出され、卑しい姿で記念写真を撮らざるを得なくなった。


日本のメディアは老いぼれの下心を推測したが、恐らく、老いぼれトランプの心底がこう思ったのではないか:
下がれ!飼い犬の分際で主と並べれるか!?”


こう見れば、日本よりも、むしろお隣さんのほうが国賓として礼遇を受ける感じ。

一所懸命「日米同盟」に従い、「友好関係」を重視する日本当局が米帝にそこまで侮辱されたことから、一つの真実が反映された:
極悪鬼畜米英にペコペコと頭下げて恭順すればするほど軽蔑されるのだ!」

戦後の日本は「平和憲法」を守り、日本を「平和の国」だと誇るお方が少なくないが、果たしてよその目から見れば日本はどんな存在なのか???

今世紀以降、自主外交を捨てた日本当局の動きに限って検証して見ると:
中近東の立場は鬼畜米英に一辺倒、イラクへの侵略と虐殺を容認し、アラブの春とリビア戦争を無視し、さらにシリアへの内政干渉と軍事行動を支持した日本政界の連中がまるで帝国主義の寄生虫であり、西側悪党に追従しながら弱国の血を搾取する嫌らしい吸血虫ではなかろうか???

理想や信念を持たず、利益さえあればひたすら求める虫たちの生き方とは大違って、武士の世渡りは極端な対照:

明治の大文豪:森鴎外、士族出身の同氏はこんなエピソードを残したそうだ:


軍医出身の森鴎外が若い頃、留学先のドイツで地元の学生に「黄色の猿」だと嘲笑われたが、激怒した鴎外は向こうに決闘を要請し、ドイツ人を驚かせて謝罪させた

当時、日本の国際の地位が今よりずっと低下し、不平等条約を締結させられたにもかかわらず、鴎外は見事に西洋人に意地を見せた。


帰国後の鴎外は軍学校学生たちの飲食についても、西洋かぶれと激論を交わしたそうだ。
和食を全て廃止して洋食の導入を唱えた西洋かぶれの提案に大反対した鴎外は、日本人には日本人に相応しい食事が良かろうと、無知な西洋かぶれと激突した。

和魂洋才」という表現を、大文豪の森鴎外は見事に体現したのだろう。

というわけで、まとめて両者を分析して見れば、

武士は強者の暴威には屈せず、弱者へは思いやりがあって虐めず、理想と信念を命がけで貫く

虫は理想と信念を持たず、目的のためには手段を選ばず、弱肉強食が当然で利益さえあれば何でも求める。

今日の日本社会を検証して見れば、イジメ、DV(家庭内暴力)、子供虐待、過労死など現象が頻発するのも、虫が多過ぎて蔓延るのではなかろうか?

こんな諺が有名だ:
一寸の虫にも五分の魂

鬼畜米英にべったりしてさんざんと弄ばれても怒らない安倍総理大臣、お宅らの気骨と魂はどこにあるか?

(続く)

参考した資料はこちら:

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1632230612627760751&wfr=spider&for=pc 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000007-jct-soci&p=1 

 

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