先月上旬、ウズベキスタンのネットで、ある裸に関する動画は大騒ぎが起こし、ネットユーザーの間に熱く議論されるようになった。
映像の中に、裸の男女二人は座ったまま警察の尋問を受けていた。男は６０を超えた年寄りで女は遥かに若かった。注目された焦点は男性の職業：モスクのムッラー（コーランを教える先生、イスラムの聖職者）。いったいどいうわけで二人がスポンポンになったまま取り調べられたか？
その後、当事者は自ら現れ、いきさつを明かした。
主人公の男性、名前はアタジャノフ｛Абдухамида Атаджанов）、ウズベキスタン北西部のホレズム州で在住、モスクに勤める。本人は取材陣に詳しく話した：
「ビデオを撮られたのは６年前の２０１２年」
「俺は独身の身で女房がいなかった」
「あの頃、一人の若い女性が家へやってきて、”マッサージと掃除洗濯をしてあげる”と、押しかけ女房のようにすがりついた」
「ワシもその気があり、二人が同棲し始めた」
「あの日、二人がいちゃついている最中、警察たちが我が家へ乱入して調べ始めた」
「何を目当てか分からないが、こっちが何も悪いことしてないよ！」
「ムッラーが結婚や性行為をしてはいけないなど、イスラムには禁じられていないし」
「これは明らかにプライバシーへの侵犯！もっと酷いのは撮った映像をネットで公表、ワシは恥ずかしくて死ぬ気まであったーーーーー」
話し終わったアタジャノフさんは警察側に抗議を示した。その後、ウズベキスタン内務省ホレズム州支部は”裸のムッラービデオ”について、被害者に公的な謝罪を行い、映像を公表した者らに反省と自律を求めた。
参考した資料はこちら：
http://www.news-asia.ru/view/uz/accidents/11518
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