忖度と迎合
広辞苑によると忖度 (「忖」も「度」も、はかる意)他人の心中をおしはかること。推察。「相手の気持ちをーする」迎合他人の意向を迎えてこれに合うようにする こと。他人の機嫌をとること。「上役にーする」とある。他人がどう考えるかを想定し、行動することは共通していて、忖度は、その行動に対し、否定的な意味を直接には持っていない。一方、迎合は、その行動を否定的に捉えている。同じ行為であっても、忖度と解する人、迎合ととらえる人が同時に存在することはあり得る。価値観が違う、見解が違うと生ずることである。しかし、内容によっては、迎合としか考えられない場合がある。ところで、菅首相は、日本学術会議の新会員6名の任命拒否し、その理由の説明は、明らかに不十分である。ところが、自民党の大多数の国会議員は、きちんと説明すべきと発言している人は、ほとんどいない。結果、このままうやむやに推移することが想定される。発言しないという行動をとることにより、忖度もしくは迎合しているという状態にある。自民党の議員一人ひとりに、菅首相の対応が適切であるか否かを聞きたい。黙っていることは、迎合していることである。