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陸上記録会の帰り
一緒にお茶を飲みながら
2人でこれまでの
子どもたちとのエピソード話
思い出話に花が咲きます。
ほんとうに
彼と話していると
時間の感覚が分からなくなります。
そんなふうに
ぶっとんでいるわたしを
現実に引き戻してくれるのは
いつも彼です。
この日も
ちょっと空に浮いた心もちで
わたしが何気なく話した
これまでの教員生活の中での
子どもたちとのエピソード
終わってほしくない時間だけれど
終盤に差し掛かり
わたしはこんな話をしました。
その前に…。
どこの教室にもいる
思うように勉強が定着しない子
こだわりが強くて
自分を曲げられないで
周りと上手くやっていけない子
自信がもてなくて
周囲を拒否しがちになり
友達から距離を置かれてしまう子
空気感が読めなくて
自分が相手に嫌な思いを
抱かせていることに気付けずに
友達からそっぽを向かれてしまう子
これまでに多くの
集団になじめない子を
見てきました。
そしてみなさんも
お分かりかと思いますが
学校の中では自然と
誰が言い出すわけでもなく
その集団の中での
教室の中での
ヒエラルキーが生まれます。
いわゆる
「スクールカースト」
かくいうわたしも
自分が受けてきた
義務教育では
集団不適応に陥り
多くの無視や仲間外れに遭い
安心できる場がなかった
心を開ける友達が
できなかった者の一人です。
中学校では集団の面前で
暴力を受けたこともあります。
なので子どもの空気感は
人一倍敏感に察知できます。
ある高学年の女の子
この子には難しい背景があり
当時問題行動として
もの隠しや虚言が出ている
そんな子でした。
その子から
「先生、どうして分かるの!?
先生にはいろんなこと
見透かされてる気がする」
と言われたことがあります。
恐らく自分の負の経験から
こうしたセンサーが
図らずも開花しているのだと
思います。
彼はわたしとはまた違った経験から
空気感を読むのが得意です。
彼から聞いたわけではないのですが
恐らく幼少期の何か負の体験から
空気感を読むことを自ずと
強いられる環境に
あったのではないかと
わたしはそのように
推測しています。
なのでわたしに負けず劣らず
彼も子どもの心情や背景を察するのに
難しさを感じていなかったように思います。
わたしの話に戻ります。
「わたしはこのクラスで
この子が一番力が
弱い子かなと思う子が
笑顔になれるクラスを
作ってきたんだよ」
意図もなく
本当に何気なく
そんな言葉を口にしました。
それを受けて彼の口から出た言葉
「自分も同じです」
一瞬次の言葉が出ませんでした。
言葉がないままに僅かに
お互い目を合わせて
お互い微笑んで
コーヒーカップに目を落としました。
心に
言葉で表現できないものが
流れ始めています
温かく柔らかく
切れ目なく永遠に続く
懐かしいもの
深く清らかなもの
このときの光景は今でも
わたしの記憶に深く濃く
刻まれています。
これはわたしにとって
言葉で言わなくても
わたしたちって
お互いにとって
特別だったんだね
ようやく
ここであえたね
と確認し合えた
出来事でした。
この言葉に
彼との再会に
魂を震わせた
15年前の出来事でした。
これから
お互いに濁流とも言える
渦の中に入り込んで行くとも
知らずに…。
ここまでお付き合いくださった皆さま
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