こんにちは!

はじめまして、黒田です。

 

小林賢太郎さんのKAJALLA公演がすべて終わったので、

ネタバレも含めて、これまでの公演を振り返ってみようと思います。

感想はこれで最後ですが、カジャラは続くので楽しみにしてます。

では、#3「働けど働けど」編です。

 

※注意:ネタバレを嫌う方は見ないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#3「働けど働けど」では、カジャラレギュラー小林賢太郎・竹井亮介・辻本耕志は

 

そのままで、野間口徹さん・小林健一さんが加わりました。

 

※こばけんが二人いるので、賢太郎さん・健一さん表記します。

 

野間口さんはGBLで共演してたので、とても楽しみにしてました。

 

健一さんは初めての方で、前情報が全くない人でしたがステキな演者さんです。

 

あと今回のもう一人の重要人物で文字通り影の立役者黒子の匁山剛志さん

 

オーディションで選ばれた黒子の中の黒子です。劇場でもステキな前説を

 

披露してくれました。今回コントの中にも参加してましたね。

 

 

 

ここから本編ですが、

 

タイトルから社会的、労働者の視点なのかとちょっと重々しいなあと感じていたけど、

 

実際観劇したら、今までで一番笑ったし、強いメッセージ性を感じる

 

充実したコントでした。

 

労働者、会社、面接、オーディションなど素材にして、人型ロボット・異星人・透明人間・

 

妖精など人間の枠にはまらない登場人物が世界の中に登場しています。

 

そこで、審査員の評価基準は極めて合理的な判定が行われていることがわかる。

 

登場人物がどんなに不可思議な存在でもお互いの関係と能力によって、

 

評価されている点がおもしろい。

 

 

 

以降のタイトル勝手につけてます。

各コントそれぞれ感想・考察入れているので、さらに長文なりますがご了承ください。

 

①タイムカード

一言目のセリフが出るまで、状況が全くわからない。でも、演者さんの演技力がすごいです。

 

風の表現、力強さが伝わってきます。風が止んで、セリフが出た瞬間に演者と観客の力が抜けて、

 

劇場の雰囲気が一致するんですよね。最初から観客を引き込む工夫が詰め込まれてます。

 

あと、賢太郎さん風のマイム大好きですよね。今回それを全員にやらせるっていう笑

 

最後のオチはこのやり取りそのものが試験なのが、意味深です。残る課題が電池持ちだけなのも・・・

 

 

②残業

仲良し五人組がワイワイやってます。

 

#2オフィスシリーズを一つに詰め込んだみたいな充実感。

 

賢太郎さんの好きそうな言葉遊びたっぷりです。

 

同音異義語に万能やら、歌ネタ、一人アドリブ(他傍観)とキーワード満載です。

 

健一さんのアドリブ部分は笑いました。大阪公演の二日目?のときは賢太郎さんがアドリブ終わりに

 

なんでそれ言ったの?って聞いてましたからね。健一さん恐ろしいです。

 

どっしり感と茶目っ気がたっぷりですごくステキな演者さんでした。

 

カジャラ初登場の方はほんとに皆さん大当たりで好きになってます。

 

 

③ウィットに富んだヤツら

タイトルは採用面接でもいいんだろうけど、他にも面接はあったからこれで。

 

ある会社(おそらくベンチャー)の採用面接、アメリカ映画の登場人物のような青年

 

が陽気に面接を受けに来ます。彼は面接官の思惑を見事に見通し、試験問題も楽々回答してしまう。

 

そこには、意味深なエージェントやキーパーソンのような掃除のおじさんがいるが、いったい何者なのか。

 

結局、最後までドラマチックな展開はなく、試験問題に正解し、青年は採用される。

 

会場の緊張感と登場人物のやり取りの雰囲気だけがかみ合って、実際は全部ちぐはぐなのがおもしろいです。

 

このコント見て、思ったのが最近の就職活動(シューカツ・・・わざとカタカナ表記にします)を皮肉ってるのかな

 

と感じたことです。

 

就職活動は自分の希望と社会(会社)の評価を照らし合わせること(マッチングというと違和感があるので避けます。)

 

だと考えていて、今のシューカツはいい面接をして、いい会社に入ることにすり替わっているのかな思ってしまいます。

 

このシューカツは会社に就職することに関しては、お互いが納得できて、違和感のないシステムだと思います。

 

強い会社(世間での認知度、評価の高い会社)はたくさんの応募者から選択できる。

 

シューカツ生は{履歴書(過去の実績)×α+面接(現在の姿)×β}の合計点で評価される。

 

紹介会社はβ>αを謳って、対策本や就職フェアを行う。

 

就職フェアは弱い会社(応募が集まりにくい会社)から出展料を回収できる。

 

フェアに参加することは勉強だとシューカツ生が集まる。受ける気がなくても説明聞くと特典が付いたりします。

 

大体こんな構図で、

強い会社・・・勝手に人が集まる。

弱い会社・・・採用活動は活発にできていると感じる。

紹介会社・・・出展企業からの集金

シューカツ生・・・従来の評価方式(受験などと似ている点)、売り手市場という風潮(不採用は自身の評価が低いと納得せざる負えない)

 

シューカツは永遠に回り続けます。強い会社と紹介会社の両勝ちで。

 

就職そのものができなかった場合と就職したが馴染めず退職した場合

 

第二シューカツ生(就職浪人と第二新卒)としてサイクルに戻ります。

 

なぜか、この回数が増えるとその人の評価は下がる傾向にあります。結婚みたいですね。

 

思ったより長々となったので、コント数では1/3なんですが、一旦区切ります。

 

この違和感への回答はこの後のコントで示してあるので(そう感じてるので)

 

長くなりますが、良ければお付き合いください。