「パスタを食べると太る」はウソ!? 誤解しやすい食べ物たち
「パスタは太りやすい」「体のためにフルーツジュースを毎日飲む」など、ちまたに溢(あふ)れる食べ物情報..........≪続きを読む≫「パスタは太りやすい」「体のためにフルーツジュースを毎日飲む」など、ちまたに溢(あふ)れる食べ物情報。中には、誤解された情報もあるようで・・・。フランスの女性向け情報サイト『Terrafemina.com』のジャーナリスト、マリーロール・マクーク氏が「栄養面で誤解されやすい食べ物」を紹介します。正しい知識を持って、バランスの良い食事を楽しみましょう!

●フルーツジュース=フルーツではない!
果物はジュースにしたときに比べ、繊維が圧倒的に豊富。さらに、ジュースは果物を絞った瞬間飲まないとダメ!空気や光に触れた瞬間、ビタミンCが減ってしまいます。果物とジュースで変わらないのは、カロリーだけです。

●ほうれん草は、鉄分を最も含む食べ物ではない!
昔一世を風靡(ふうび)したアメリカンアニメ『ポパイ』の影響から、ほうれん草はパーフェクトな食べ物というイメージが世間にまだ残っているようですが、ほうれん草に含まれる鉄分は、肉や魚に比べると少ないもの。さらに、ほうれん草の鉄分は体への吸収率が低いため、鉄分摂取をほうれん草だけに頼るのは避けましょう。

●「でんぷん質は太る元」はウソ!
でんぷん質を含むパスタ、パン、じゃがいもは、太る原因として嫌煙されがちですが、食べ物自体は太る原因にならず、調理に使われるクリームやチーズ、油が太る原因。ポテトチップスやクリームパスタ、菓子パンなど、でんぷん質には高カロリーな材料で調理されたものが多く、それを食べすぎることで太ってしまうのです。

フランスの食品と健康に関する研究プログラム「ニュトリネット・サンテ」のコーディネーター、セルジュ・エルベルグ氏によると、「でんぷん質は、果物、野菜と同じくらい大切な栄養素。パスタ、お米、豆類は腹持ちが良いので、間食を避けることができる」としています。太らないためには、パスタを避けるのではなく、カロリーが低い調理方法を選ぶのがポイントです!