お母さんの続き⁈


先日は母の日に実家に向かう途中でした。

今回はその日の出来事を話します。


約束の時間に実家に着き、母の眠る墓へ父、兄夫婦と行きました。

母への感謝の気持ちを伝えました。

(ちゃんと伝わっただろうか…)


しかし、父の具合が芳しくない…

実は父は3年前に食道癌のステージ4を宣告され、放射線治療、抗がん剤治療をおこなってきたが、母の死から体調を崩してしまった。


母が亡くなる少し前から、食事ができなくなり、栄養剤等の点滴生活をしていた。

1日2回自分で点滴を代える…

もちろん食べることも飲み物すら制限され飲食ができない状態である…


たまにゼリーを飲んだり、チーズを細かくして隠れて食べてるようだ。


しかし最近はそれもできなくなってきたようで、

抗がん剤の影響もあり、肺に水が溜まり息切れが激しく、約5ヶ月そんな生活をしてるので、体力も落ちてきて、会うたびに弱ってきてるのがわかる。


そんな中実家にある母の仏壇が置いてある部屋の障子を張り替えることになった。


母が見守る中、父が横に座り、兄と僕の共同作業…

果たして何年ぶりだろうか?

軽く30年は経ってるのではなかろうか…


母のことがきっかけで16年ぶりに会った兄には感謝しかない。


しかし、もし父が母のもとへ行ってしまったら…

一体どうなるんだろう…

と作業をしながら考えてしまった。


その日はあまり父と話す時間がなく、木曜日(今日)行くと約束して帰路に着いた。


そして後日、兄と父が大学病院に行き話し合った結果…

『父の体調がかなり悪いので抗がん剤の治療をやめることになった』


今後は訪問医師を利用することになった…


余命は半年…


今の僕に何ができるかを今一度よく考えて悔いのないようにしたいと思う。


あんなに大嫌いだった父…

今は大好きな父…


あと10年とはいわないが、1、2年は見守ってほしいと心から願う。


その大好きな父に会いに実家に向かってます。


最後まで読んでいただきありがとう。