今朝、のっぽ(夫)から電話がかかってきて
「とすー、ごめーん!!」っていうの。
銀行の事をするのにIDカードを前日渡していたので、
なくしたか?と思ったら
「昨日結婚記念日だったよねー。終わっちゃったー。」って。
「あれ?昨日だっけ?昨日17日だよ。」って言ったら
のっぽが「あ!?」っていうの。
ええ、結婚記念日、昨日と違うで
うち、もうすぐ結婚記念日なんですが、わたくし毎年忘れるのよ。
んで、のっぽに
「えー、信じられなぁーい。
普通、女性の方がこういう記念日大事なんじゃないのー?」
と白い目で見られること何度も たしか過去記事にも書いてるはず
今年も案の定、すっかり忘れていたんですが、
先週だったかなー、先々週だったかなー、のっぽに
「とす、日曜日僕らのお気に入りのレストランに行く?」って言われたので
結婚記念日のことなど頭にないから
「なんで?」って聞いたら
「結婚記念日は日曜じゃないけど、行けるの日曜日だから。」って。
わたくし、さもわかってた体で
「そうだねー、日曜に行こうか。」ってしれっと答えたけど
心の中は
「あっぶねー余計なこと言ってバレなくてよかったぁ。」って焦りました。
今年は白い目で見られることは避けられそうです
さて、
クリスマスに行った、プーリア州&バシリカータ州旅行。
シーズン、ガン無視して紹介するよー
クリスマス・イブより、25日のクリスマスのランチが重要なイタリア。
レストランで食事をする予定の場合、事前予約必須。
我が家ももちろん予約していったよー。
前日マテーラの街を歩いている時、
のっぽが事前検索したときに評価が良かったけど、
予約が取れなかったレストランの前を通って
わたくしにその話をして、そこの店に貼ってあるメニューを見ていたら
立ち止まったご夫婦が。
レストラン難民でした。気の毒に。
25日はビックランチのため、マテーラの街のレストランは、
24日お休みのところが結構あった。
なので、予約してなかったご夫婦は前日に予約すればいいやーと
思っていたみたいだけど予約ができず。
開いているレストランに声かけてもすでに予約で満席。
クリスマスにイタリア旅行される方は、
早めに予約しておいた方がいいよー。
我々は、24日はクリエイティブな料理を出す店に行きまして、
クリスマスは、伝統的な料理のところに行ってきましたー。
パスタメーカーさんのお店。
では、食べたもの行ってみよー☆
ブログはインスタよりたくさん文章書きやすいから
インスタに書かなかったことも書いちゃうよーん。
前菜は、マテーラの黒豚祭り
手前の大きいのから。
生ハム、カポコッロの生ハム(奥の肉)、
ペペローニ・クルスキ入りチーズの前菜
ペペロー二・クルスキは、このエリアの特産品で、乾燥させて数秒だけ揚げて
パリッパリの状態のペペローニ(巨大しし唐とパプリカの間くらい)のこと。
チーズにサラミ、
激うまだったのが、
モルテルノ産ペコリーノチーズ+サッシ(地域の名前)のタマネギのコンポート
もうね、チーズとコンポートのコンビネーションが最高でした。
そして
スコットーナ(生後15-22カ月の妊娠経験のない雌牛)のタルタル。
ピスタチオがたっぷりかかって、新鮮なお肉に、震えた。
めちゃくちゃおいしかった!
そしてこの、お皿の真ん中のブッラータ(モッツァレッラみたいなやつね)が、
もうのけぞるほどおいしかった
トスカーナ州でも南産のブッラータは売られているが、驚くほど味が違う。
そして温かい前菜
カーチョカヴァッロ(チーズ)とスコットーナのひき肉が入ったオーブン焼き。
激うまでした。
チーズが軽い!
前菜のお皿に、チーズ2種+ブッラータ。
そして今回のにもチーズ。
チーズって結構おなかにくるから大丈夫かなと料理が来たとき思いましたが
ここのは全然!
お肉もうんまーーーー
パスタは、パスタメーカーさんだけあって2種。
カーチョカバッロと、ガッティーニ伯爵のカポコッロの入ったファゴッティーニ。
パッと見めちゃくちゃシンプルで、
え?おいしいの?って感じの、派手さのない見た目。
しかーし、パスタの生地自体がおいしいので、
このシンプルさがいい。
シンプルだからこそパスタのおいしさが引き立つというか。
南のトマトもおいしいしねー♪
中はこんな感じね。
カポコッロ(高価よ)を中に入れちゃうなんて。
そんな使い方、わたくししたことないわ。
そして、
ブッラータののったラザニア。
四角く、ドーン!と作ってカットすると
おうちのパスタ感がでますが、
こうして置くとレストランって感じね。
餃子を2まわり大きくしたサイズ。
パスタ1つ食べ終わった時点で、満腹度7割なのに、
さすがパスタ屋さんだけあって、ラザニアが美味しくて食べられちゃう。
写真はあれですが。
メインは、
マテーラのパン(アルタムーラという町があってそこがパンの町)の中に
牛のヒレ肉が入ったオーブン焼きをデミグラスソースで。
一番上にのってるのはチーズよん。
デミグラスと書いてあっても日本のほど味が濃くドローッとしていなくて
わたくしはこちらの方が好き
そしてデザートは、
中にアマレーナ(サクランボ)の入った
スプモーネ(セミフレッド)。
やはりイタリア人チョコ好きな人が多いからチョコ味だった。
と、
パネットーネ2種&スプマンテ。
これだけ食べた後のパネットーネ、どかーん!の量に
正直ビビったんですが、いや、スーパーのパネットーネと違って、
おいしっ!ちゃんとおなかに入ったわー
ここのレストランの良いところは、
どこの地域のお肉なのか、どこのワイナリーのワインなのかなど
メニューに書いてあるところ。
産地(ああ、あそこ、この食べ物有名な地域だもんね、みたいな)や
作り手がわかるのって安心しますよね。
ブログには、全部カタカナで、
説明しないと地域の名前なのか食べ物の名前なのか
初めて見る方には、わかんなくなっちゃうから省略しましたが
牛肉の〇〇ではなくて、どこどこ産の、とか何とかさんの牛肉の○○って。
ここのオーナーさん、ワイナリーもお持ちだそうで
赤は彼らのワイナリーのものが出されました。
スプマンテと共にパネットーネを食べ、
その後、
リモンチェッロ、メロンチェッロ、アランチェッロ、ノチーノ、
の食後酒を飲みたい人は飲み、終了。
このお店は珍しく、飲み物までメニューの値段に含まれていた!
いやー、含まれたらガンガン飲むんじゃないのー?って思ったら
周りのテーブルを見て見ると、がぶがぶは飲んでない。
3-4人で1本ペース。
あれ!?トスカーナ人の方が飲む?クリスマスだから?
よくわからん。
でもどのテーブルも思ったより飲んでなかった。
テーブルに置いてあったおつまみ豆色々。
南は揚げ物が、中部や北部より多いけど、マテーラではそんなに見ないなー
ローマやナポリ、シチリアでは見たけどと思っていたら
豆がそれだった。
これね、中に小豆くらいの大きさの黒い豆も入っていました。
食前にこれ食べたらおなか膨れちゃうと思ったので、見ただけ。
ここね、オーナーが全テーブルを2‐3回来て料理の説明やお話をしてくれて
大変すばらしいサービスでした。
オーナー曰く、普段はすべての料理に関して説明をしているんですって。
だけどこういうクリスマスで、何十人がどーんとくる時は
そういうのができないから、ほんとはあんまり好きじゃないんだよねーって。
レストラン業者じゃなくて、パスタメーカーだったり、
ワイナリーを持ってたりしているからか、
料理の元になる、素材にこだわっている感じでした。
ここのパスタがとってもおいしくて、
席の上の棚に並べてあったし、聞いてみたら、売ってるよとの事で
買ってきました😍
パスタの小麦についても教えてもらって、勉強になりました。
こういう生産者さんの話を聞くことができるのって貴重だなと思います。
もちろん自分でも調べて勉強しますけれども、
こういうのの積み重ねで、わたくしの食に対する知識が増えていく
ありがたーい。
見てこれ。
到着した13時過ぎ。このホールには、我々とあと1組。
まだ全然人が来ていなーい
奥のアーチを右に進むともう1ホールがあって、そっちもちらほらって感じでした。
さすが南イタリア、中部イタリアのトスカーナ州とランチ時間が1時間違う。
トスカーナ州のランチ時間でさえ日本と比べると1時間遅いのに、
南は更にスタート遅し。
これで14時10-15分前です。
まだ人が少ないよね。
実際お客さんがそろって、ランチが始まったのは14時。
日本なら食べ終わってるよねー
わたくし、普段1時半過ぎとか14時なので慣れていましたが
のっぽは普段もう少し早い時間に食べているので
おなかすいて口数減ってました
ちなみにこのランチが終わったのは17時半前。
外は暗かったです。
この日はもちろん、夕食なんて入らなーい
帰りにクリスマスマーケットに寄って、ちょっと買って帰りました。
食べ物を、ぐふ
これだけ食べてもまだ食べ物見ると吸い寄せられるって
自分でもほんと、食べ物に興味があるんだなぁーって思います
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