屋外ではマスクの義務がなくなったイタリア。
とはいえ、外でも人との距離が取れない場合や、屋内ではマスクの装着義務があります。
のっぽが、コロナから初めて、友達と食事をすることになりました。
子供の頃からの友達と。
たまたまなんですけど、その日は、のっぽの誕生日。
ランチはわたくしと、夜は友達と過ごすことにしました。
のっぽは、仕事で他の友達が集まっている時も参加できないことがあるので
友達は大事だ、行ってきたほうがいい。
いえーい、わたくし今年はケーキ作らなくていいぞー♪
友達との会でフルコースで食べるだろうから、ランチは軽めでいいし
誕生日のことを友人たちに事前に言うと、
友達同士のラインでやいやい言われて面倒なので、黙って当日を迎える予定だそう。
というのも、イタリアは誕生日の本人がケーキを用意するから。
イタリアではビーチでBBQはやりません
仕事場ですと、おめでとうと言われて終わりのところもありますが
場所によっては当人がケーキやシュークリームの様な小さなお菓子を持って行って
周りの人に振舞うなんてことも。
ケーキは持って行かないけど、一緒にバールに行った時にカフェをごちそうするとか。
幼稚園とかですと、ケーキ持って行きますね。 今はコロナでないだろうけど
子供の誕生日会も本人の親が主催して盛大にやったり。
大人になっても40,50,60の区切りの年は盛大に誕生日会をすること多し。
なので先日の義姉の誕生日会も呼ばれるわけでございます。
個人的には、もうええやん、って思うけどイタリア人にとって誕生日は大切なようです。
以前はレストランに手作りケーキの持ち込みのOKでしたが、
コロナ以降は、購入したケーキのみOK。
そしてケーキと一緒に飲むスプマンテはそこのレストランで購入するのが常。
ケーキ持込されたらどこで利益取るねんってことですよね。
大抵飲み物で利益取れるから、飲み物はそこのレストランで注文するのが筋。
ということで、のっぽもケーキを持って行くのですが、
夕食の会場は、イタリアの海の家(日本のとはちょっと違います)の中にあるレストラン。
ということで、
のっぽは夕食前に海に行って泳ぎたい。
水が濁っている日でこのくらい
予約してあるレストランに、早めにケーキを持って行っていいか電話。
そしたら、まあ、愛想悪いわけじゃないけど特に良いというわけでもなく
普通に予約日や時間などを聞かれ、
予約してくれている友人の名前を言ったら、
「ああ~!アレッシオね♪」って一気に態度が柔らかくなった
というのもアレッシオは、親の代から40年くらい
毎年その海の家の有料ビーチのパラソル(場所)を買っています。
シーズンで買うから大抵3か月。
なので、海の家の人たちは、まるで家族くらい彼らのことをよく知っている。
日本でも、上客さんの知り合いだとちょっと態度が違うなんてこともありますが
あからさまに違うのはイタリアあるある(笑)
なので、イタリアではコネというか、誰と知り合いかがとても重要なのです。
〇〇さんの友達というだけで、急に融通利かせてくれたり、態度が良くなったりするから。
こういうところもイタリア人が生まれた町から離れない理由の1つになっている気がします。
他にもあるけどね。今度これ記事にしようかな。
一般的に、電気屋、水道管、左官屋、弁護士の知り合い
を持っておいた方がいいと言われています。
のっぽは、誰にも言わずに当日バーンとケーキを出す予定なので
「予約している誰にもケーキのことを言わないでくださいね。お願いしますよ。」と
のっぽが言ったら、
「ええ、ええ。大丈夫ですよ。言いませんから」って。
のっぽが、
「レストランの人、誕生日がアレッシオのだと思ってるっぽい(笑)
でも、黙っておいた方がよさそうだから、僕のだって言わずに黙っといた。」だって。
当日はどんな感じかなー。
うしし、わたくしは1人和食の夜になるわ~☆
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