イタリアの父の日は、日本と違い3月のジュゼッペ(英語で言うヨセフ)の日ですが
母の日は、同じ5月10日です。
万が一、コロナの状況により遅延があるといけないと思って、
わたくしは、母の日より少し前に、ちょっとしたものを実家に送っておきました。
数日前にも、のっぽに「日曜は、母の日だよ。」と言っておいたのに、
「のっぽママに電話した?」「なんで(電話するの)?」ってすっかり忘れてました。
で、のっぽ(夫)両親にビデオチャット。
のっぽ実家の本日のランチ、貝色々パスタ
母の日おめでとーって言ってしゃべっているうちは良かったが、
のっぽママが、
「今日、うちに来ないのー?」って。 行かないのわかってて言ってくるよー(笑)
のっぽが
「母さん、前も言ったけど、僕らは5月中はまだ会いに行かないよ。
二人とも検査してないし、僕はずっと仕事してるし、
発症して、状況が厳しくなるのは、高齢者の母さんたちだからね。」
と、これまで同様の説明をしたんだけれども。
「大丈夫よ。従妹のFちゃんも来たのよ。マスクしていれば大丈夫だって。」って。
おいおいおい、そういうことじゃない。
「そもそも、食事の時はマスクしないでしょ。マスクはウイルスを通すよ。
陽性者が座ったソファに座った人が感染したし、空気感染もあるよ。
イタリア人は、マスクする習慣がないから
マスクしたら大丈夫と思っているけど、そうじゃないし、
しゃべる時に顎に引っ掛けたり、表面を触ったり、使い方が悪い人が多いよ。」
と、わたくしも言ったのですが。
我が家のランチ、トスカーナの海の魚の唐揚げ(揚げてる途中なり)
のっぽパパも、
「母さんは、午前中だけ仕事に行ってるし、そんなにしなくてもいいんじゃないか?」って。
のっぽ両親は、え、二人ともウイルスをまだ怖がってるの?って感じで。
ちゃうねん、そうじゃないのよ。
コロナ発症して、重症化しやすいのは高齢者。
苦しいんだってよ、
おなか痛くなるし、下痢するし、高熱でのたうち回るし、セキも出るし、息ができないって。
のっぽ両親が、そうならないように、我々は行かないの。
でも、ぜーんぜん通じない。
このところ、ピサの新規感染者が、0-2人だからもう大丈夫だと思ってる。
でも今の「大丈夫」は、皆が家籠りした結果であって、
外出を始めたらまた増えるよ。
このところ、義姉が実家に泊っていて、義姉もやってきて
「何言ってんのよ!もうウイルスなんてないわよ!大げさなのよ、あんたは。」
と激しい口調で言ってきましたが、
「俺だけじゃないよ、とすも同じ考えだよ。」って言っても、まだ大きな声で言ってくるから
わたくしが、言い返した
義姉は、典型的なイタリア女なので、わたくしが話している上から話をかぶせてきて
お互いに、お互いが何を言っているか全くわからない。
で、もうやめた。
わたくしたちは、医療の素人。感染病について知らないも同然。
彼らが苦しむことのないようにと思って行かないのに、
制限解除されたのに、うつりたくなくて会いに来ない薄情なやつみたいな扱いされる。
年を取ると子供に戻るから、義姉がしばらくいると彼女の影響を大きく受けるのよねぇ。
地動説を説いて、「何ゆーとんねんお前」と異端の判決&火あぶりになった
ジョルダーノ・ブルーノってこんな感じだったのかなぁ、ってちょっと思った。
でもま、いいんだ。
義父母が元気でいられたら。
それにさ、いつでも家族に会える義姉と違って、
イタリアに来たことで、実母にさみしい思いをさせているから、
わたくしは、骨になって帰るわけにいかないんだよ。
義姉とは、いろんなことにおいて、おそらく一生かみ合わない
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