うちの店から徒歩10秒、

食料品やその場でパニーノを作ってくれるお店をやっているマリオおじちゃんが

店にやってきて

「おー、とす。これ、シャッターの外においてあったんだけど、なに?」って。

みたら、森永のキャラメル1箱と「Smile from Japanese」というメモが。

どうも、マリオの対応が親切だったから、そのお礼だったみたい。

 

「大丈夫、怪しくないよ(笑)

塩キャラメルだってー。親切が嬉しかったから感謝の意味だと思うよ。」って。

わたくしにもキャラメルおすそ分けしてくれました。     わーい、久々日本のキャラメル

 

プレゼントを置いていくのはいいけど、見知らぬ人からの食べ物って怖いや~ん。

メモを置いていくなら、

「いついつお店に行った日本人です。あの時はありがとうございました。」とか書こうね~。

箱に書いてあるのは日本語だし、送り主の身元が分かると安心するから。

 

 

 

さて。

今日も長いよ。

シチリアの話に戻りまして、もういくつか、お勧めのお店がありますが、

その前に、もう一回行くかと聞かれると、どうかなーとか、絶対いかなーいという、

日本のお方も気を付けてね、な店をまとめてご紹介します。

(シチリアの話は、「イタリア南部の町」から一覧をご覧ください。)

 

書かない方がブログ全体の印象はいいんでしょうが、日本の方が行かれて

イヤな思いされたらいやだから。

 

ここは、今回のパレルモ旅行で、ワーストワン。

ネットで評価の高いお菓子屋さんで、朝食を取ろうとウキウキで行ってきました。

ちょっと遠かったの。

というのも、本店が夏休みで、支店しか開いていなかったから。

暑い中歩いて、わーいついたー☆と「ボンジョルノ♪」と入っていったら、

店の人もお客さんも、まー感じ悪いったら。

もちろん、こちらのボンジョルノに返事はないし、

のっぽが「先払いですか?」って聞いたら、レジにいた人、無言で首を振っただけ。

もちろん無表情。

おい、口があるだろうよ。

店の人も、客も、よそ者のわたくしたちを「お前ら何しに来たんだ」的にジロジロ。

興味津々で見るのと違い、感じの悪い見方ね。

 

この時点で、わたくしは、

「感じ悪いなぁ。でも美味しいって聞いたから食べるだけ食べていこう。」

としか思ってなかったのですが

イタリア人ののっぽは、「あ、絶対ぼるな。」と思ったらしく、先に支払いをしました。

そのあと、我々、他の地元民のように自分でお皿を持って、イスに座りました。

そしたら、お店の人は、とても不満足そう。

お前ら座るんか、みたいな。   

わかるよ、テラス席でウエイターさんが持ってきたら、値段が違う店もあるって。

でも、ここ、そうじゃないじゃん。    

地元のバールみたいやし、その辺のおっさんが休憩するのに勝手に座ってたり。

そもそもウエイターさんがいないし、地元の人も同じ額だけ支払って(チェックした)、座ってた。

食べている時もお店の人が、2回も3回も遠巻きに覗きにきたし。

先に食べて、あとで支払いをしていたら、商品を持ってきてももらってないのに、

勝手なテラス値段になっていたに違いない。

 

 

 

 

写真の左下が本店、右上が支店です。本店はちょっとゴージャスな感じだったけど

支店は、町のバールって感じでした。

 

ケーキ類は見た目もきれいだったし、おいしかったです。  もっと美味しい店を後で見つけたが

なので、そのあと、シチリアで有名なアーモンドのお菓子をお土産にお持ち帰りにすることに。

8個の持ち帰りを頼んだら、店のお姉ちゃんに、

既にいくつかの組み合わせになっている8個だか10個の箱入り10€をすすめられた。

ウインドーに並べられている同じもの8個を頼んだら、6ユーロ弱。

好みの味を選びたいし、値段も高いから「そっちじゃなくて、ウインドーの中から選びます。」

と言ったら、彼女、舌打ちしたよー。

しかも、注文したら、普通はトングみたいなのでとるか、手袋してて取ってくれるか、

ケーキの場合は、ケーキを置いてある紙のケースを触って取って、

直接お菓子を触って取ることはないのに、はい、もうお分かりになりましたね、

 

素手で、お菓子(上の写真の)を取ったー!

 

えー!?と思って、思わずこの若いお姉ちゃんの顔をマジマジみちゃったわ。

あれ、わざとやで

ほんと、最初から最後まで感じ悪かったなー。

 

口コミを見たらシチリア人は高評価なんですが、別の町の人でこのお店に行った人が

星1とか2の低評価!しかも1人や2人じゃない。。。

「しなっとしたカンノーロだった。」とか「おそらく前日に作られたと思うお菓子を出された。」とか

「支払いを希望したら、気が付かないふりをされた。ほかに客がいないのに!」とか。

おお、先にこれを読んでおけばよかった。

 

もしまた、パレルモに行くがあったとしても絶対行かないわ、ここ。

行くなら、本店ですな。

 

Cappello 感じが悪い方 

Via Colonna Rotta, 68 

 

Pasticceria Cappello 街中の本店の方

Via Nicolò Garzilli, 19

 

 

次は、旅行中、最高の料理だっただけに、本当に残念だった。

ウエイターさんもとても感じが良くて情熱を感じたのに、オーナー(もしくは店長)が。。。

 

わたくしたち、とあるサイトを通して、事前に予約してあったんです。

割引する代わりに、その後必ず、いくつかの項目に分かれた評価を文章で書くのが必須。

その割引率は、レストランにより、また日程により異なります。

 

今回のバカンスは、結構ギリギリに休みが取れることが決まったのもあって、

フライト代がかかったので、費用を抑えられる所はおさえてみようということに。

でも、我々、夫婦そろって食いしん坊なので、食べ物は優先順位、第一位。

そこで、宿題は出るが、おいしいものをお得に食べられる、このサイトを使うことにしました。

(ピサでも初めて行くお店で、このサイトを使っているお店は、サイト経由でお試しして、

2回目以降は普通に行くということを時々していました。)

 

 

予約時間ちょっと前に店に行って

「〇〇というサイト経由で、〇時に予約をしたのですが、30分後でも大丈夫ですか?

大丈夫なら30分後に、時間通りの方が都合が良かったら、このまま食事します。」と。

そしたら、店の男性が、PCをみて、

「はい、のっぽ様ですね、予約承っています。

30分後、大丈夫ですよ。じゃあ、予約はキャンセルする?」って。

 

は?

 

で、もう一回説明したら、「あ、大丈夫大丈夫、僕の方でうまくやっとくから~。」って。

のっぽと「大丈夫とはいうものの、知らん顔して予約キャンセルされて、

サイト経由じゃないから、正規値段払えって言われるかもねぇ。」

と言って戻ったら、キャンセルはされていませんでした。

 

 

 

 

こんなに素晴らしく、美味しい料理で(パンも美味しかった!)、料理の説明も丁寧だし、

食材にもこだわりを感じたし、是非もう一度行きたいな、

友達にも、ブログにも紹介しようと思っていた。

 

が、

支払いの時になったら、正規値段だった。。。。。

「あの、〇〇で予約したんですが、割引が。。。」と伝えると、

「え?そうですか?あー!4割引きでしたよね。そうですか、そうですか、ごにょごにょごにょ」

って。

で、出されたレシートの値段は、2割引きだった。(-_-)

 

もう面倒だからそれ以上言わなかったけど、彼らが自分たちで登録した割引率じゃないか。

なら、やらなきゃいいのに。

あわよくば、定価で払ってもらって、且つ、サイトにも口コミ書いてもらおうと思ったんでしょう。

ちゃんとサイトに書いてあった通りにやってくれたら、全部良いこと書いたのに。

 

なんかさー、せこい。

言われなければ、いいやって感じで、だます感じが。   

 

Ristrante Sobremesa

Piazza Cassa di Risparmio 11

 

 

番外編。

パレルモから電車で約1時間、チェファル。

この町は、小さな町ならではの味があって、とてもステキなところでした。

 

ここも、事前に予約して、同じサイト経由で30%引き。

 

お店の人も、とてもきさくで、

我々の味の好みをちゃんとわかって、ストライクな地ビールを勧めてくれました。

魚介の前菜もおいしかったし、魚介のパスタも、トマトが入っているが、

トマトソースに魚介が入っている味ではなく、魚介の味が前面に出ていて

とーってもおいしかった。

 

 

 

 

だがしかし。

お会計になって、またしても、全く引かれていない。

「あの~、〇〇のサイト経由で予約を入れて、30%引きになっていたと思うのですが。。。」

と言ったら、

「あー!そうだっけ?(って入店の時点で確認されたのに。)私たち慣れてなくってねー。」と。

で、持ってきたのが、20%引き。

ごまかすような言い訳も、その後の対応も、せこい。

ここもだよー。

じゃあ、あのサイトに広告を載せて、割引しますって書かなきゃいいのに。

 

Deja Vu Bistrot

Via C.Ortolani di Bordonaro 87

 

 

それを思うと、今回の旅行で一番の評価の、カポナータは、同じサイト経由で予約したが、

料理も、人も、場所も、お会計もちゃんとしてた。

ちゃんとしているどころか、デザート代が入ってないことを伝えたら、

さらに端数を、引くという心遣いをしてくれた。

 

 

たった、4日間の滞在で、これだけの頻度ってどうなんだ。

なんかさー、パレルモ、都会だけに旅行者が多いから、もう二度と来ないだろうからいいや

っていうのを感じた。     ずるいっていうか、せこいっていうか

モラルがないよね。不誠実。

フィレンツェでもぼったくりのジェラート屋やバールがあるけれど、パレルモの町もか。

 

どこの店もすごく楽しみにして行っただけに、ちょっとモヤっとしました。

 

ピサやルッカなどその周辺で、同じサイトを通してレストランに行っても、

こういう事は一度もなかったんだよね。

我々がピサ在住だから、そういう事をされないのか、

それともピサの辺りは、そういう事はしないところなのか。

 

この旅行で、サイトを通さず行った店で、ぼったくる店はなかっただけに

これらのお店が際立った。

ショッピングの時とか、顔を覚えていてくれたり、感じの良い人も多かっただけに残念でした。

これらのレストランの人たちは、こういうこと、パレルモ在住者にはしないのかなー。

 

以上、おすすめしづらいお店でした。

 

 

 

外国人(わたくし)や他の町出身だし、黙って払ったらラッキーということですな。

さ、これ以降は、楽しい話題ばかりだよー♪

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