さっさむー!

今朝、フィレンツェは0度でした。ピサは、3度でした。

ぷるぷる。

今日は、今年初めて手袋がほしいなと思いました。

 

出勤前に、郵便局へ荷物を出しに行ったら、思ってた重さよりほんの少し重くて

1つ上の金額を払うことになった。

その時、「気の毒だったわね、でも超えちゃったからこの金額になるけどいい?」って。

はい、いくらですというだけかと思っていたら、

こんな風に、「残念だけど」とわたくしの側に立って声をかけてくれ、

「こうなっちゃうけど、それでもいい?」とこちらの意思確認をしてくれました。

そのそばに立ってた別の局員のおばちゃんが、「箱の中はしっかり梱包してある?」って。

日本まで遠いからと。まるで親戚のおばちゃんみたいに気にかけてくれて、

あぁ、ピサの郵便局の人たちっていいな、って思いました。

 

心はこれで、ちょっと温まったけど、体はめっちゃ寒ーい。

寒いので、温まるものが食べたーい。

ということで、フィレンツェ名物で有名なランプレドット Lampredotto。

トリッパTrippaとともに、フィレンツェだけでなく、トスカーナ州全体でよく食べられる料理です。

 

だいたい、

アッラ・フィオレンティーナ Alla Fiorentina フィレンツェ風、

アッラ・ピサーナ Alla Pisana ピサ風、

アッラ・リヴォルネーゼ Alla Livornese リヴォルノ風

と名前がついて、微妙に作り方が違ったりします。

 

トリッパもランプレドットもどちらも牛の胃で、

トリッパは、ハチノス(2番目の胃)、ランプレドットは、ギアラ(4番目の胃)でございます。

 

3度も4度もゆでこぼす下処理をする時間は、わたくしにはない。

そんな時は、さすがトスカーナ州、スーパーで下処理済みのものが買えるんです。

 

 

 

 

こんな風にパックになっております。

これだと形が?でしょ。

 

広げてみます。

内臓を見るのが平気な方だけどうぞ。

 

 

 

 

 

 

それ以外の方は、シャッ!とスクロールして、完成した料理写真まで飛んでください。

 

 

 

 

 

 

いきますよー。

 

 

 

はい、シャ!

 

 

 

 

平気なみなさま、これがランプレドットでございます。

ぎゅうぎゅうにパックされていたからちょっとぺったんこだけど。

 

これを一口大にカットしまして。

 

 

 

 

ソフリット(セロリ、タマネギ、ニンジン、ニンニクをみじん切りにしたもの)を炒めて、

ランプレドットを入れ、白ワインを多めに入れて、アルコールが飛んだら、

水かブイヨンを入れて(わたくしはブイヨン3割、残り水って感じ)煮ます。

 

とかって書いてますけど、ブイヨンを作って冷凍しておくんですが、

ストックがなくなっているときもあったりする。そんな時は水だけ。ま、家庭料理なんてそんなもの。

 

煮た後、塩だけして、サルサ・ヴェルデと言われるグリーンソースをつけて食べてもいいのですが、

(ボッリートという茹で肉の時につけるグリーンソースと同じ)

グリーンソースを作る気力がなかったので、

塩して、トマトソースを少量入れました。ガッツリトマトの気分じゃなかったので少量。

 

で、ソース作らず、そのまま食べる。

 

 

 

 

実は、これまでレストランやのっぽママの家で食べたことはあったけど、初めて作りました。

のっぽがお替りしていたから、OKだったのでしょう。

 

わたくしバージョンは、一般的なものよりは、野菜多め(かさ増し)かと思います。

 

焼き肉でも、モツが苦手だった私が、まさか内臓を料理をする日が来るなんて。

それがね、ランプレドットは、食べられる。

美味しいよ☆

 

時々フィレンツェでも食べに行きます。→ベアトリーチェおばちゃんのところ

 

 

 

 

トリッパは、内臓の感じがランプレドットより強いから、少しなら良いけど、お皿たっぷりは

わたくしには、ちょっと辛い。

 

内臓が苦手な方は、ランプレドットをお勧めします。

あっつあつをパンと一緒に食べると、体が温まりますよ。

 

 

 

 

ミネストローネも温まりますねー。我が家は今晩仕込みます。

ランキングが、イタリア生活と更新の大きな励みになっています
ポチポチっと、いつも一手間ありがとうございますおじぎ
↓               ↓

    にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

本日は、「日本ほどではないけれど、イタリアも」

ページに「いいね」をありがとうございますおじぎ 

 

インスタグラム始めました。フォローしてね☆

 

フェイスブック・インスタグラムをされていない方もご覧いただけます。