嫁をヤギと呼ぶ夫

仕事終わりに、電車出発まで10分しかなかったけど、

フィレンツェ駅の1A番ホームの横にあるスーパーにいって、足りない食材を購入。

スーパーを出る時に時間を見たら3分前！

今なら間に合う～☆と出口に立ったら、ドアが開かない。。。。

いやーん、このあと、40分後しか電車がないから、絶対乗りたーい！と焦っていたら

後ろから、警備のお兄さんがドアの前に。

自動ドア、開きました。　　　　捕まえに来たんじゃなくてよかった

お兄さん、笑ってました

「ありがとう～♪」と言って、ダッシュしつつ、「あら、わたくしったら、体重軽かったのかしら？」

なんて(絶対違うのわかってるけど)、小さなことで嬉しくなった夜でした

かさ増し。

なんてステキな言葉。

肉ばかりにしたら、食費がかさむ。

そして、肉ばかりは、血管が詰まるよー。

イタリア人は、たぶんDNAの違いで、わたくしたちより、肉を食べても大丈夫なんでしょうが、

わたくしは、ムリ。

なにせ、わたくしの母、肉食べられない人だから。

物心ついたときには、食べてなかった。

ベジタリアンじゃないけど、体が欲しないんだって。

わたくし、母がハムやソーセージ食べてるの、ただの一度も見たことありません。

「うわー、煙がお肉くちゃい。」って言ってるのは何度も聞いたけど

焼肉も、海老とか野菜食べてたわ。　　　　　それ焼肉じゃないってー

あ！すき焼きの時だけ、霜降りの肉、1枚食べて、もうマックス。

そんな母も、「私だって、若いときには、カツとか食べられたのよ。」って。　　　　信じられなーい

若い皆さん、年取ったら食べられなくなるみたいだから、太っちゃうとか言ってないで、

美味しく食べられるうちに、食べておくのよ。

のっぽも、今は慣れましたが、一緒に住み始めた当時、

電話で、「今日の夕飯なーに？」

「今日、お肉よ。」

家に帰ってきて、皿を見て、

「。。。　お肉。。。？」って言ったことありました。

だってさー、日本でお肉っていったら、肉6割、野菜4割くらいじゃない？

うちのイタリア男、肉100％の気分で帰ってきてんの。

んなわけあるかー。

本日は、「少ない肉でかさ増し料理」でございます。

軽く塩コショウしたチキンに、ニンジン、ほうれん草、インゲ　ン・・・？　　　　たぶん

なにやら緑のものを、巻きずしの要領で丸めて、

タコ糸があればタコ糸で。

わたくし、この時は、タコ糸がなかったので爪楊枝で止めて、フライパンで、てててーっと焼きました。

たぶん白ワインはかけたと思う。

野菜は煮びたしみたいに、薄い味を付けたお出汁に先につけて。

前日茹でて、朝、野菜を出汁につけ、夜、家に帰ってから巻いたような記憶。

これは、夏だったんでしょうね。

ブルスケッタをしようと、トマトとバジルをマリネにしておいたら、

パンを焼くつもりが、気づいたらもう間に合わない時間。

どうしようかなー、もったいないから肉団子の下にひいちゃえ☆ってやったと思う。

肉団子は、少しのひき肉に、ソフリット(玉ねぎ、にんじん、セロリ、ニンニクのみじん切りを炒めたもの)。

パッと見、肉だんご、食べたら野菜いっぱいってやつです。

でもこのほうが、ふわっとした口当たりでわたくしは好きでございます。

奥は、ナスをグリルパンで焼いて、奥は普通のキャベツとトスカーナの黒キャベツを炒め煮したもの。

あ、これ全然肉6割じゃないわ(笑)

こちらは、子供が大喜び、ミートローフ。

うちは2Mの大男が、嬉しそうにしてました。

なんでしょうね、男って見た目でだまされますよね。

これも、肉ばっかりに見えて、卵でかさ増ししてるし、肉の部分もニンジン、玉ねぎ、グリーンピースも入れちゃってる

ミートローフにグリーンピースは、見た目的にイマイチ美しくないかもー。

今日の料理写真は、すべてのっぽ用。

わたくしのは、だいたい、野菜8割肉2割の皿。

こんなのとか、

こんな感じ。

ちなみに、写っているお皿は、日本の2まわり大きなものを想像してください。

肉が小さく見えるけど、そこそこあります(笑)

これに、パンで食べたと思います。

基本的に、のっぽの肉から、一切れもらう。　　

どーんと肉を食べるときもありますが、普通はこんな感じかなー。

だってね、野菜が食べたくて仕方ない。

サラダは、ボールごと食べられるよ☆日本人は腸が長いからかなー。

のっぽは、イタリア式に、メインをすべて食べてから、付け合わせの野菜を食べます。　

大皿に、ほうれん草やブロッコリーの茹でたのをのっぽと共有でどんとおくと、

私が、むしゃむしゃ食べちゃうので、のっぽが食べようとしたとき、ちょびっとしか残ってない。