さて、前回の記事の続き。


修道院の西の翼のほうは、ピサ大学所有の、全然違うものが入っています。

入口にはこんなものが。





わ~、大学だ。

中にあるもの、それは、
自然史博物館です。

看板の矢印を見ると12に分かれていますが、ざっとまとめますと中身は5つ。
イタリアらしく、どこからでも、好きなところから見ることができます。

わたくしたちが訪れたときの、まず1つ目は、





恐竜
建物の中にも、いろいろと模型の恐竜君たちがいるのですが、こうやって外にも。
雨ざらしだから、骨は偽物だと思いますけど~エルモ





これね、おもしろいの。
後ろの恐竜たちは絵なんですが、左の恐竜の首から先と、手前の卵たちが立体的。

絵だけで見るより、おもしろい。
しかもかなり近くまで行ってみることができます。これはナイスアイデアだな~

中には、幼稚園児や小学生が来るんでしょう、子供用の恐竜を勉強する体験室が。
しかも1か所ではなく、建物の何か所にも、社会見学などで使うんだろうなという部屋が。
話を聞いてふ~んっていうだけと違ってすごく良いですね。

そして、大きな年齢の子供や大人には、





ガラス越しに、採掘現場から持ってきた後の作業が見れたり。
(この日は休日なので、誰もいませんでした~)

2つ目が、





はく製


虫や、海の植物の標本などもありますが、動物のはく製がメイン。





「ほんとだ~、牛って胃が4つに分かれてるんだ~。」なんてのも実際見て知ることができます。


途中で笑えてきちゃったんだけど、メインのはく製たちがね、





ま~見事に狂暴(笑)

この角度だと見えないんですが、皮が裂けて血が出ていたり、殺されて白目むいてたり。





動物のはく製、ほとんど、こんなのばっかなんですけど、なぜ~?aya

子供が見るにしては、ちと恐ろしいと思うんですけどね~。
小さい時から、弱肉強食を教えているのね、イタリア爆笑





この後に、カメなどの海の動物をみて、ほのぼのしましたわ花





途中の窓から、こ~んなオリーブ畑や、今は使われていない屋敷なんかも。
この建物、中には入れませんが、坂道の奥まで実際行けます。(行ってみた)


3つ目が水族館
日本ほど実際の魚たちは多くないけれど、2004年にイギリスで取れた13Mの巨大イカの模型とか
深海の生物の模型も。
子供たち対象で、楽しめるようになっていました。

4つ目が、特別展
この日は、エジプト展でした。
王の墓や、ミイラ、棺、当時使っていた土器や道具などが飾ってありました。

はく製の続きに、





こちらを見たときは、「あ~、わたしたち、やっぱりここから進化したんだわ笑・」って。





実際、先祖の模型を見て、だね~と納得。





壁画なんかもあって、ちょっと「おぉ~!」って軽く感動したりして。





当時の探検家・発掘者の様子が再現されていました。
わたくし、こういうの好きだから、ウキウキ





本の上に置いてある、昔の虫眼鏡に、「うわぁ~」って。
おもしろ~い。


最後の、5つめが海の骨・陸の骨たち

象牙のついた像の頭部の骨などが並んだあと、

当時の修道院の屋根裏(今の3階)まで登ると





シロナガスクジラの標本が。
他にもいろいろとクジラの骨が並びます。

ここからの景色が良いんだよね~。





窓の外には、みかんがなってました。3階の高さまで良く伸びたね~。





これ、ピノキオです。

ピノキオは、色々と誘惑に乗って、あっちこっち行っちゃうんですけど、
ピノキオを作った時計職人のゼペットおじさんが、ピノキオを探しに出た時にクジラに食べられちゃうんです。
おじさんを探しに行ったピノキオと、コオロギのジミニー(毎度ピノキオを助けます)が
ゼペットおじさんとクジラのおなかの中で再会するところの再現ですね。

この後、脱出するんですが、クジラに追いかけられたときに、おじさんをかばってピノキオが死んじゃって、
そのあと妖精によって、ピノキオが人間になって、めでたしめでたしとなります。
は?ピノキオ?って思った方にご説明でした


骨だけ見てるより、こうやって人形を置いて(説明の看板もついてました)
ユーモアというか粋なことをすると、子供たちの記憶にも残りやすいでしょうね。
イタリアのこういうところ好きだわ。

前回の修道院・教会見学と合わせて、半日は楽しめま~す。




今日も明日ものっぽは仕事。
近所の人はお休みとってるみたいで、すっごく静かです~。
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