ピサ、今日は朝から大雨です~。あ~、カーニバルがぁああああ
今日のっぽの友達たちと行く予定だったのに、きっと中止だな。今週末が一番盛り上がる時なのに。
あ、でも最終週が雨の時は、一週間延期されるんです。日本ってお祭りの最終日の延期ってないよねぇ。


ところで、コメントで、お花の名前教えてくださったみなさん、
もう先に書いてあるからわざわざ書かなかったけど、心の中で教えてくださった方、
どうもありがとうございました!
いや~ん、みなさんコメントに書いてくださってて、一般的(というか当たり前)に
知ってるお花なんですね~あはは

「マグノリアって、木蓮なんだ~!」「あ~、水仙!そうそう!」と一人叫んでおりました。
お恥ずかしい、限りで。。。。
きっと実家の母に「やめて~!小さいころから、何度もおしえたやん。」って言われそうです恥
マグノリアって単語は知ってるし、木蓮という言葉もしっていたけど、実物と結びつかなんだ。
自分の知らなさすぎに、笑えてきました。あほやん!って。  
これから、もっと自然と触れ合います反省!反省


さて、アマルフィーナさんから頂いたコメントに、カフェテリアとか見てみたいとあったので
はい、チェックしましたよ~♪
イタリアの学生が何食べてるか、ちょっと知りたいよね~。     わたしも

これ、どのテーマに入れるか迷っちゃった。
観光名所じゃないしね~、日常生活じゃないし・・・ってことで、「へ~なこと」に決定。

ピサには、学生食堂が4つ。
時間は、それぞればらばらだけど、だいたい11時40分から14時45分まで。
これで終わりのところもあるし、19時から21時すぎまで、夜もやっているところもあります。

大きめのところが2つあるんですが、そのうちの1つをまずは見てみましょう。




写真はピサ大学のホームページより     好きなジュースを選んでいます。

なつかしいなぁ。
こういうの日本の大学でも一緒ですよね~。


イタリアのカフェテリアは、




ここからの写真は、Foursquareから


こんな感じ。イメージどおりかしら?
私、留学したことないんで、ほかの国の学食はわからないけど、日本と大差のない印象。
むしろ、日本の私大なんかだと、もっとオシャレな気がする。





人がいないときは、こんな。


外観は、





こんな建物で~す。
道を歩いていて、どんっと出てきます。

さ~お待たせ、メニューいきまっせ~。
一気に写真でお届けします。

イタリア人学生の食べているものは、





魚介のリゾット、温野菜に、何か揚げ物、パン、ヨーグルト、飲み物(コーラかな?)





揚げ物を挟んだホットドッグ(ソーセージではなかった)に、ザワークラウト、フレンチフライ
ごっつい切り方のパイナップル、コーラ(向かいの子は水ですね)。





フジッリのジェノベーゼ、野菜サラダ、マチェドニア(フルーツポンチみたいなの)、リンゴ、ヨーグルト。





頭つきのエビやムール貝が入っているサフランリゾット。

これは、私も食べたいな。





パスタ、カツレツ、温野菜、チーズ、パン、ヨーグルト(イチゴ味ですな)。





ラザニアじゃなくて、パスタのオーブン焼き、フライドポテト、揚げ物はオリーブか肉団子じゃないかな。
それから、デザート。





リゾット、ひよこ豆、揚げ物(明らかに冷凍もんだな~、こりゃ)、ヨーグルト、のみもの、パン。





野菜のラザニア、煮込み肉にフライドポテト、パン、飲み物、アップルパイ。

これらのお値段がですね、2012年の情報ですが、基本は4ユーロ。
ただ、世帯収入によって、2.8ユーロ、3ユーロに減額されます。 事前に申請書提出要。
レストランで、パスタだけで、6-12ユーロする昨今、この値段で食べられるのはかなり安いですね。

写真のように、フルで食べなくてもいいですし、早く食べれるメニューとして、ピザなどの軽食もあります。
テイクアウトもでき、メニューも、事前にネットでることができます。

そして、4つあるうちのこの食堂だけ、土日もあいているんです。
実家から離れて、ピサ大学に来ている生徒にはとてもありがたいですね~。
料理作らずに、勉強に専念できます。




写真はPisatodayから

もう一つの大きめの食堂はこんな感じ。
この食堂は、朝の10時から21時30分まで途中で閉めることなくあいているそうです。
ここだけで、2000人の生徒の食事を用意しているそう。

今回紹介した、2つの食堂では、グルテンアレルギーの人用に、グルテンフリーのメニューもあります。



大学ついでに、超難関大学のScuola Normale Superioreの食堂も。

こちらは、月-金  12:20-14:00  19:30-20:30
      土日は、
12:30-13:45  19:30-20:30

こちらは、なんと、無料

いや~、びっくりです!

この学校は、大学というよりは、大学院、研究所といったほうが良いのですが、
大学院生、研究生、スタッフなども無料!  
あら、ここで暮らせるわね。

でもわかるんだ~。わたくしも大学院で働いていたことがあって(研究でではないです)
教授をはじめ、各国の研究者の方たちが、朝早くから夜遅くまで、寝る間もおしんで研究してました。
だから、こういうところがあると、助かるだろうなぁ。

ここね、更に、大学所有の建物の一人部屋も無料。
そう、まさに、出費なし。すごいなぁ。

さすが、ノーベル賞受賞3回、イタリア共和国大統領2名をだした学校だけあります。
(日本だとこれで生徒を集めようとしてデカデカと書くけど、前面に押し出してないのがイタリアな感じ)



これまた、アマルフィーナさんやKimiさんが書いてらした、卒業後の進路も調べてみたところ、
うまくいった人のことは見当たらなかったんですが、
(まぁ、たいてい記事にするのって、悪いことや問題があることだもんね)
うまくいかなかった人はこんな感じ。

・とある女性は、博士号をとったときには、既にシエナの研究助成金が決まっていた。
しかし、その後は、代用教師としての仕事しか見つからず、非常勤として、月給680ユーロ(約95000円)。
・別の彼は、在学中にインターンシップをしたフランスの講演会への出席をなんとかゲット。
レポートを書いて、半年で1900ユーロ(約26万円)の契約。
・別の博士号を取得し卒業したひとは、そのままフランスに留学。現在は、アメリカに在住。
「イタリアに帰る?それは自殺行為。」とまでいう。

ここを卒業しても、すぐに安定した雇用と、能力に見合った勤務先を見つけられずにいるとのこと。
(正社員ではなく非正規採用多し)
ということで、イタリアだからでしょうけれど、なかなか思うような仕事が見つからない人も多いよう。

この学校は、研究生や、各国の教授や企業の研究者たちが共同研究をしに来ているのも多いので、
生徒の中には、卒業せず、研究者として各国を転々としている人もいるようです。

イタリア全体が不況で、失業率が高い中(平均12.5%、24歳で40%。日本は平均4.2%)、
高学歴だと高い給料を出さねばならない。しかし、それに見たった給料が出せない企業。
高学歴だけに、これまでの勉強と関係ない飲食業や接客業でも何でもして稼ぐ!という気にはならないらしく
「こんなに安いならイヤ」とか「この給料なら失業保険もらっていたほうがマシ」と
自分のやれることではなく、やりたい仕事しか探してない場合も多い。

友達の旦那さんが、イタリアの大学で働いているのですが、じーさんが上のほうの席を押えているため
このじーさんたちが、どいて席があかないと誰も新しい人は入ってこれない。   
よって彼が入って以降の約10年、新しい人は入ってきていない。  
その上、近年の教育費の削減で、各学校の予算はどんどん減らされ。

ヤバい
教育分野がマズイ国は、国が傾く。わかっちゃいたけど、イタリア、本当にヤバいよね~。
学食は安いけど、その補助より、違う補助が必要なのでは。。。





のっぽママが、一か月歯抜けだったんですが、義歯を入れてきました。
が、丸1日たってもはれが引かず、再度歯医者へ行きました。
今日は話し方も普通だったけど(電話で声を漏れ聞いた)差し歯入れるだけでこんなことってある?
あ~、イタリアの歯医者、怖くて行きたくない。
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