授業を受けに町まで行ったら、

 

 

 

 



なんだかよくわからないけど、ぱっとしないマーケットが出てました。
特にカーニバルのマーケットってわけでもなく、アンティークのものや、帽子、アクセサリーなど。
食べ物屋が一つもなかったのもあってか、客の食いつきはいまいちでした。


 

 

 

 

 

 

 



プリマ・ドーポ第三弾。
この写真で「あっ!!!」とか言っちゃうあなたは、かなりマニアキャー

わたくしったら、もっと晴れた日に撮ればよかったねぇ。

写真が映えたのに。

 

 



ここは、中世時代に大学だった、La Sapienza ラ・サピエンツァでございます。

チェーザレ・ボルジアや、メディチ家最盛期の当主であり、

フィレンツェの統治者ロレンツォ・デ・メディチの次男、ジョヴァンニ・デ・メディチ

(のちのローマ教皇レオ10世)が通っていた大学です。
彼らが通っていたのは、時代でいうと1400年代後半のことでございます。

 

 

 



重厚なドアに柱。
ドアが、どれほどの高さかは、車でお分かりになりますでしょうか。   軽く5Mくらいかな


 



はい、寄ってみました。ここをチェーザレが、握ったかと思うと。。。
って、さすがにそれはないと思うけど。

さ、ドーポ(後)は、どうなっているかというと、


 

 

天使のマークでおなじみ、ピサ大学 そう、今も大学です。
現在は、法学部の校舎と、図書館として使われています。     


 

 

 



4つの通りに囲まれているのですが、

そのうちの1つは、サピエンツァ通り。     ひねりなし!


 


白い枠で囲んでいる建物がそれですが、このように真ん中が庭というか、

回廊のような形になっています。
建物の一部に、チェーザレが通っていた頃のものが残っています。
 

 

 



サピエンツァ通りの入口はこちら。
メディチの6つ玉がドアの上についていますね。

日本の大学のイメージは、塀で囲まれた中に建物がいくつもあって、その中で完結。
関係者以外は入れないというか、見たらすぐわかる。

ピサの場合は、9万人の町に3つも大学があるということもあって、
(ピサ県全体は人口42万人)

町中に大学の建物が点在しています。


 



サピエンツァの近くだけでも、赤で囲んでいるのが、

ピサ大学の校舎および大学関係の建物です。
もう少し北にも、まだあります。


この地図に入りませんでしたが、少し北に行くと入学者が7-80人、

卒業するのが10%程度という超難関大学、

ピサ高等師範学校 La Scuola Normale Superiore di Pisaがございます。
(この大学については、この辺をお読みくださいませ→ここ とか ここ)

駅からまっすぐ進んで、メッツォ橋を渡った黒枠のエリアが

観光でお越しになる方が通るあたりで、店舗が並んでいます。

ピサが、どのくらい大学の町かというと、
 

 

 



ピサ市全体ではないですが、ざっと見て、この赤丸エリアに、ピサ大学の校舎があります。

ピサ大学の他に大学が2つ、ピサ大学管轄の図書館が25、市営図書館が20。
ひょえ~でしょ。

実は、ピサ大学は、イタリアで1、2を争う大学なんですよ~。(Academic World Ranking Universityより)
世界ランキング101-150位だけどねaya
学部別にしたら、おそらく、イタリアのほかの大学のが上位ということがあるでしょうけど、
大学全体で評価した場合、常にトップで、ローマのサピエンツァより評価が上です。


ちなみに、先ほどのサピエンツァの隣には、


 

 



癒しの広場があります。   どんよりで、癒してね~


 

 

 



晴れた日は、こんな感じ。
ベンチに座って、友達とおしゃべりしたり、犬の散歩をしたりしている人がいます。


この公園、その名も、ダンテ・アリギエリ広場

「神曲」を書いたフィレンツェのおじさんね。
そう、ここで、いつぞや書いた、飢餓の塔(現在の時計塔)がつながっていくわけです~。

ダンテの書いた作品が、後の標準イタリア語を作るのに影響を与えたため、
トスカーナ人は、「トスカーナの言葉が標準イタリア語だ。」なんて言ってたりします。
のっぽにも聞いてみたんですが、彼はそんなのちっとも興味がないので、
ど~でもいいって感じのリアクションでした笑う
実際、どうなんだろうね~。私は、標準イタリア語については、よくわからないわ。

イタリア語は、昔、方言がそれぞれ別言語だったので(そのくらい語学的に見て違う)
田舎で方言だけで話されると、まったくわかりません。
例えば、「若者」はイタリア語だと、ジョヴァニーレ、ナポリ語だと、ワイヨーとか。


ちなみに、ピサの隣町、ルッカに、

 

 



「ダンテ」というカードなどを売る雑貨屋さんがあります。


店のマークが、
 

 

 



思いっきり、ダンテ・アリギエリですな。   こえ~よ

 





ピサはイタリアはもちろん各国から学生が来て若者がいっぱいです☆
ピサ大学自慢しても、私は卒業してませんけどね~うんえへ
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