姉夫婦がすごく久しぶりに遊びにきました。
今のマンションに引っ越してから一度も来ていませんでした。
引っ越した頃は、姉の愛犬リボン丸ちゃんが年をとって留守番させるには忍びない状態でした。
「家見せ」は無期延期となっていました。そのうち新型コロナで外出もままならず、リボン丸ちゃんも天国へ逝ってしまいました。
最近、コロナの感染者が激減しているので今のうちにマンションを見に来ない?ということで遊びにきてくれました。
偶然ですが姉のマンションと同じ間取り。左右は逆で姉のマンションを右手でパタンとめくり、両手のひらでググっと小さくすると我が家になります。
久しぶりに姉に会えて本当にうれしかったです。
帰りは我が家の愛車「ハスラーちゃん」で姉のマンションまで送っていきました。
姉一家はほんとに楽しい家で笑えるエピソードがたくさんあります。
その①
ある日、会社から帰ったら受験勉強中のはずの息子がリビングで談笑している。会社でなんかあったのかいきなり説教が始まる。
息子は黙って説教を聞いているがあまりにも長いと思ったのか、
「今まで勉強してたけど小休止でリビングにいたんだよ」
この一言でお父さんの怒り爆発!
「おまえは親に歯ごたえするのか!」
家族のみんながお父さんの顔をみて、
説教終了。
その②
一家5人で新宿にお出かけして暑いのでかき氷を食べることに。
5人はメニューを見ながら、
私は宇治金時、私は白玉あずき、私は練乳いちご…など全員ばらばら。こんな時は注文を取りに来たスタッフに各自が申告すればいいのに、一家の長はその役割を果たしたい。
「えー、白玉あずきと宇治金玉と…あ!違った!」
スタッフは笑いもせずその場を離れたらしいけど、かき氷が届くまで周りの目も気にしながら笑ったそうです。
スタッフも店の奥で大笑いしたにちがいないというのが私の見解です。
その③
娘の夫が結婚式に出席。
帰ってきたので引き出物を見ながら、
「お嫁さん、どうだった?どんなドレスだった?」
と聞いたそうです。女の人にありそうな普通の質問。ものすごく深く知りたいわけではないけどちょっときいてみるみたいな。
「うん、きれいだったよ。最初はドレスでお色直しで和装になったんだ。南京玉すだれがとっても似合ってたよ」
ん?南京玉すだれ?
そ、それは、文金高島田!
今でも花嫁が南京玉すだれをしているのを想像して笑ってしまいます。
言い間違えをしがちな家に言い間違えをしがちな婿が!
こうして言い間違えをしがちな家が確立していくのでしょうね。
とNHKスペシャルで言ってた。(うそですが)