彼は一週間の仕事の予定をわたしにも聞かせていた。
ここ最近は遠出もあり、前日から走る日もある。

その日は、そんな遠出を控えてた午前中。
わりと近場といってもお隣の県に行ってた。

わたしはいつもとかわらず出勤し仕事をこなしてる最中、携帯が鳴った。
よほどの事やない限り、彼はライン。
なのに携帯が鳴る。
相手の名前が出てた。

何かしら、普通じゃない。

と、すぐわかった。

ええ話しやないけど。

相手は落ち着いた声で話しを続けた。

電話をきってから 何をどうしてかとりあえず電話の相手の所へ向かった。

頭の中が整理できないというか、
事が事だけに信じれない感覚しかなくて、
意外にも冷静な自分がいた。

何をどうしていいかもわからず、1人で隣の県とはいえ
危ないからと行くのを止められたのもあったし、行ってもどうしようも出来ない自分もいたのも確か。

信頼できる友達に連絡し、そばにいてもらった。

朝、会社から出発し 先方の会社で荷卸し後、ピットに乗り込み
そこで倒れた。

救急車で病院に運ばれ
蘇生処置を受けてたが
還らぬ人となった。

先生からの話しでも
落ち着いて聞いていられた。

頭の中はごちゃついていた。

目の前に起きてる事と
彼の上司と唯一の兄弟と連絡とりあうのが精一杯だったし、
時間だけが過ぎていき
その状況も覚えてない。

しかし、落ち着いていた。