この記事で、
旦那さんとのセックスがないことそのものが不安なワケじゃなく
自分の体型への自己否定からくる不安がその正体
ってことを書いたんやけども。
じゃあその
体型への自己否定はどうしたらいいの??
って話をしましょうか。
まず、太った自分はもう女じゃない、って自分で思ってるとき
太ってる=不幸
っていう図式が頭に出来上がってる状態です。
で、まぁだいたいこういうのって、かなり昔からそれを持ってる場合が多い。
私もそうやったんやけどさ。
私は、物心ついたときからもう太ってて。
背も高くて、幼稚園の時から背の順はいつも一番後ろやった。
縦にも横にも大きかったから、集合写真とか見たら明らかにおかしいねん(笑)
自分は太ってる、って自覚もあった。
あー、小学校の時魔人ブウって男子にからかわれてたりもした
今思い出したわ。
あれね。
めっちゃムキムキのほうじゃなくて。
ぷよんぷよんの方ね?←言われんでもわかる。
親が私に、太ってることについて何か言うことはなかったと思うんやけど
母親自身の価値観は、「女は痩せててきれいじゃないとダメ」やったんよね。
だからよく道行く人を見て、母が私に
『お母さんとあの人、どっちが太ってる?』
『お母さんって背中のお肉あの人くらい?』
とか聞いてきてた。
で、自分が太ってると自覚してる小学生くらいの私は
太ってたら結婚とかできないかもしれない…と不安になり
子連れで太ってる人を道でみつけては
『あの人はあんなに太ってるけど、結婚して子どもがいる。
だから私もきっと大丈夫。』
って、自分に言い聞かせてた
結婚して出産したらそんな体型変わるなんて知らんかったしさー(笑)
でもまぁ、高校に入学する時に母と一緒にジムに通い始めてね。
そこからどんどん痩せていった。
もともと背が高くて、あと、おっぱいデカかったから(笑)
ジムで鍛えた生足出して谷間出して、高校大学会社員時代を謳歌したよね
で、結婚してジムにも行かなくなり
年とともに代謝も落ちて、妊娠出産。
太ってたらできないと思ってた結婚もしたし、もういいよねと(笑)
でも
デブ=不幸
デブ=愛されない
の図式は、私の中にずっとあった。
ちなみにそれってさ、
細かった時代にもずっとあったんよね。
その時は
「デブだから嫌われる」じゃなくて
この見た目やから私は異性に好かれる
って思ってたよ。
それって一見自分に自信があるようで
私自身が愛されてるとは思えてないんよねー。
太ったら振られるんじゃないか、って思ってたし。
不安と隣り合わせ。
まぁ若いときなんてみんな多かれ少なかれそうやろうとは思うけど。
すごくわかりやすく書くと
自分が相手から好かれるかどうかは
自分のカタチに左右される
と思ってきたわけです。
自分の体の形が自分の価値であり
自分の体の形がよければ幸せで
悪ければ不幸せ
こう書くとすごく極端に思えるけど
コンプレックスって全部そうよね。
それが幸せ不幸せを決める、って思ってる。
そう思い込んでる。
だから、コンプレックス。
だから、怖い。
学歴やお金のコンプレックスもそうよね。
学歴やお金の量で幸せ不幸せが決まると思ってる。
だからそこにこだわる。
人はみんな、幸せに生きたいって思ってるもんね。
今回は体型へコンプレックスのなくし方について具体的に書くけど
これは何にでも応用可能な方法。
①自分がどんな風に
【デブ=不幸】の図式を描いているのかを自覚する。
(自分が道行く太ってる人を見てどう感じてるか?を意識してみるのがおすすめ)
②その図式について検証する
③それが間違ってることを理解する
っていうのをひたすら繰り返す。
例えば、この話をセッション中に伝えたCさんは、
『自分より太ってる妹が、メイクが好きでめっちゃ楽しそう。
その姿に私は、なんで?って思ってる』
って教えてくれた。
これってさ、
デブのくせに、なんでメイクを楽しめるの?
そしてそれを、なんであなたはデブのくせに堂々と言えるの?
ってことなんよね。
デブはメイクにこだわりとか持ったらあかん!
デブは自分を恥じて謙虚に!
って、思ってるわけね。
自分にも、他人にも。
そりゃ、デブ=不幸よね。
っていうのをまず認識する!!!
ノートに書きだす!!
性格悪くてオッケー!!
もういい人ぶるのやめよう!
思ってるんやもん、仕方ない。
自分に対しては思ってるけど、人には別に…とか
絶対嘘やから!!!
自分に思ってることは、人にも絶対思ってるよ。
だって、脳みそは主語が理解できないから。
自分も人も同じやねん。
そんな自分を認識して変えていこうとしてるんやから。
ここでごまかしてもしゃーない。
そう思わない自分になるために
一回ちゃんと、そう思ってる自分をしっかり書き出して。
で、書きだしたら。
それってほんまなん??って、検証する。
するとそれが、何の根拠もない自分の思い込みであることが理解できる。
でね
なんぼ理解しても
ハイ手放せましたー!
とはなりません。
ならないよ。
そんな魔法はないよ。
そりゃそうよ。
その思い込みを通して世界を見てきた歴何年??
デブ=不幸界のスペシャリストよ。
デブが不幸な理由なんて何万個とあげられるよ。
いくらそれが思い込みであると理解しても、
道を歩きながら前の人のパンツのラインとか見ちゃうよ。
で、そのラインだけを見て、「うらやましい」とか思っちゃうねん。
その人が幸せかどうかなんて全く知らんのに。
細いっていうだけで、その人が自分より幸せな気がしてしまうねん。
でもそんな劣等感ばっかりやとしんどいから
あれは細すぎやわー、病的やわー、とかちょっとディスったりする(笑)
なんであんな太ってるのにイケメンと腕組んでんの?貢いでるんかな?
とかも、相変わらず思うやろうね。
思っていい思っていい。
デブはイケメンとは付き合えないって思いこんでる自分にしっかりつっこみ入れて、修正すればいいねん。
自分の中にある【デブ=不幸】の世界観感じるたびに
いや、なんで肉の量だけで幸せとか不幸とか決めてんの私!!
って修正かけていけばいいねん。
そうやったそうやった。
肉の量で幸せが決まるんじゃない。
肉の量が私の価値ではない。
って、その都度思い込みを書き換えていく。
それを地道にやっていくうちに、だんだん、ほんとにちょっとずつやけど薄れていくよ。
そう思い込んだきっかけは、親やったかもしれないけど。
それをどんどん強固なものにしていったのは紛れもなく自分やから。
自分で書き換えていくしかないんよね。
あと、これはサレ妻さんによくある話なんやけど
不倫発覚後に
『お前が太ったから』って言われたのがトラウマ
っていう話ねー
Cさんも、これがあるって言ってた。
うちの夫も例にもれず、言った(笑)
だから不倫した、とは言わなかったけど。
太ってるKIRIちゃんが嫌やった、って言われたことはある。
でもこれ
真に受けるような話でも、何年も引きずるような話でもないよ。
した側は
自分が悪いことしたなんて百も承知で
責められるのも仕方ないと分かってて
でも責められっぱなしはつらくって
お前にも悪いところがあるんだー!!って、言いたい。
で、そんなときに口をついて出てくるのが、
太ったから。
家事しなくなったから。
子どもばっかりで構ってくれなくなったから。
定番です
あ、定番って
妻がこうなったら夫は不倫に走る!
気を付けよう!
ってことちゃうで(笑)
なんかそんな記事も見るけど
あほか、と思う。
そんなもん真に受けて
夫が不倫した理由トップ3!とか。
ドアホぅが過ぎるわ。
アホウドリやわ。
アホウドリって凛々しい顔してるのね。
不倫発覚から時間がたって理解が進み
お互い冷静になっていろんな話ができるようになって
これから二人でどんな夫婦になっていこうか?っていう段階で出てくる
こうしてほしいな、っていう言葉はきちんと受け止めたらいいけど。
発覚後のまだ責め合ってるときに出てくるこれ系の言葉は、真に受けんでいいよー。
でさ
これ
旦那に言われたからトラウマになった
って思いがちなんやけど
旦那に言われてトラウマになるのは
もともと自分でそこを否定してたからよ?
旦那に言われたその瞬間から自己否定が始まったわけじゃない。
もともと持ってた。
そこを突かれた。
ただそれだけね。
マツコ・デラックスが、君デブだね!って言われたところで
トラウマになった…とか絶対言わへんやん?
そういうこと。
トラウマになるのは
自分がそこ否定してて
つっこまれたくないと思ってるからね。
旦那側もさ、不倫が発生するような夫婦関係の時は
こっちが罪悪感とか自己否定とか持ってるところばっかりついてくるわけよ(笑)
でもまぁそれはもう、お互い様やからね。
そういう関係性やったから不倫が発生した、ってことで。
そこにいつまでもこだわってても、自分の幸せが遠のいていくだけ。
もっと前から、私が自分で持ってた価値観。
それがずっと自分を苦しめてる。
それを持ってる限り、苦しみ続ける。
そのことに気が付いて自分でやめていく。
自分で
自分の足で
幸せに向かって歩いていく。
それしかないんよねー。
それができるようになったときにはじめて
誰かと一緒に歩く人生について考えられるんやと思うよ。
以上!
コンプレックスのなくし方、でした
***
今日から、いつ生まれてもオッケー!の生産期に入ったよ。
赤ちゃんの体重も2500gを超えて、準備万端のようです
ただ、こちらのお迎え体制が…
まだ肌着の一枚も買ってない
そろそろやばいわ。
明日買いに行こうかな。
と思い続けて一か月(笑)
たいして忙しいわけでもないんやけど
いつでも買いに行けると思うと、ついついね。
だれか、新生児に必要なもの一式送ってくれへんかな…