たびたび登場するうちのばあちゃん
つまり私の母
名前を『よしこ』と言います
『よしこ』は『吉子』と書きます
ちょっと変わった字を使うなあ~と思っていました(~_~;)
由来は聞いてませんが…
一ヶ月ほど入院してましたが
退院しても今なお骨の痛みはなくならないらしい
ばあちゃん『この痛みが取れなくてねぇ~』
私『しょうがないでしょ!年のせいなんだから』
ばあちゃん『下のサイトウさんは腰が痛くて
病院でレントゲン撮ってもらったら
ぎっくり腰で薬をもらって今飲んでるって
言ってたけど…』
私『だから何!?』
ばあちゃん『私は入院してても何にもしてもらえない
先生が来ても「どうですか?」って言って終わり』
私『サイトウさんはぎっくり腰なんでしょ
お母さんはぎっくり腰じゃないじゃん
安静にするしか方法が何だからしょうがないでしょ』
この手の話、そうとうやってます(;一_一)
いい加減飽きないのかしら!?
年だから直んないんですっ
痛みがなくなるまで繰り返されることでしょう
ナルちゃんのぼけっぷりはばあちゃんのDNA!?
二人はよく似ているかもって思うことも
ばあちゃんは昨年生まれたタットちゃんのことを
『トットちゃん』と言うことがあります
私『それ、「となりの…」ですから(ーー゛)』
ばあちゃん『なんでもいいよねぇ~とっとちゃん(^。^)』
私『となりじゃないや「窓際…」だ(^_^;)』
…私もそうとう記憶がやられてるらしい"^_^"
言うときがあるっていうのは一貫していないから
気分次第でトットちゃんにもタットちゃんにもなります
そして…
『ナァ~ル君じゃなくて、むう~っちゃんじゃなくて
トォ~ットちゃんじゃなくて、タァ~ットくん』
人一人の名前を呼ぶにも口に出して
確認しているようです
『この子誰?』って言われないだけ良しとしています(~_~;)
少し前のばあちゃんはチョイ太り気味で
私はたびたびいやみを…(*^。^*)
私『ちょっと食べすぎなんじゃない!?』
ばあちゃん『何にも食べてないもん』
そんなやつおらんやろぉ~(;一_一)
ちっちきち~
私『何にも食べてなくて太るわけないでしょ』
ばあちゃん『ご飯一膳食べてるだけだよ』
それは何にも食べてないとは言いませんから(ーー゛)
最近は痛みのせいで食欲がないのか少々やせてきました
ほっておくとビール飲んでるだけになりそうなので
おかずを作って持って行きます
私『ビールだけで済ませないでちゃんと食べなよ!
ちょっとしか持って来てないんだからね』
ばあちゃん『うん、ありがと』
翌日
私『昨日のおかずほんの少しだから食べれたでしょ?』
ばあちゃん『うん、(^_^)ちゃんと食べたよ。おいしかった』
食器にはおかずの残りが…(;一_一)
それ、食べたうちに入りませんから(--〆)
ばあちゃんは73才で年金暮らし
収入は年金のみ
県営住宅なのでまあ普通に暮らせますが
しかし収入の話でことあるごとに
『私は無収入だから』と言います
別に詳しく収入を言えと言ったことは
ありませんが少々鼻につきます<(`^´)>
年金が収入ですからっ!!!
お金がないお金がないと言わないで欲しいものです
今日はタットちゃんが泣いている中
むっちゃんが『おんも、おんも』と言うので
外に連れて行ってもらおうとばあちゃんを
呼びました
私『悪いねぇ~(*^。^*)
コーヒー飲むでしょ
これつまんで。昨日の肉じゃがなんだけど』
コーヒーカップを出し肉じゃがとお箸を
目の前に置きました
私『じゃあ、支度しちゃうから』
とバタバタやっていると…
コーヒーを入れたカップを床に…
【拭き拭き】
むっちゃんのせいですけどね
気をつけてくださいよ
二歳児なんですから…(;一_一)
そしてしばらくして…
なぜ同じことを…(ーー゛)
【再び拭き拭き】
とうとうコーヒーは飲まず
ばあちゃん『これ甘い』
私『肉じゃがは多少甘いでしょ』
ばあちゃん『私は苦手』
私『あ~そ~ですか』
結局食べず
私も母に多少料理は教わりましたが
初めて煮物がおいしいと思ったのは
就職してお店で食べてから
我が家の煮物はほとんど砂糖を
使っていなかったと思われます(想像)
醤油とみりんで煮る感じですかね"^_^"
出汁や薬味、旨みのことなどほとんど無頓着で
私は代表的な調味料で育ったように思います
天ぷらはソースで食べてましたから
天つゆで食べることを知った時は軽くカルチャーショック
ましてや塩なんて思いつきもしなかったでしょう"^_^"
そんなばあちゃんですがパートで
私たちを育ててくれたのはすごいと思います(*^_^*)
私は兄が二人の三人兄弟
父は昔から仕事が長続きせず
おまけに私が小学校を卒業した春休みに
病気で倒れ半身不随に
9年間寝たきりで私が21のときに亡くなりました
今でも『よくやってたよなあ~』って感心します
私は気楽な専業主婦ですからね(*^。^*)
そんな働き者だったばあちゃんが
自分の病気を機に仕事をやめて早十数年
三人の子供も何とか独立しているし
話が少々とぼけているのも
張り詰めていたものがプツリと切れたのかも
知れません
ばあちゃんは大病をする度克服して
元気になっています(^_^)
私は『憎まれっ子世にはばかる』と言っています
こんなことを言えるのも娘だから
多少きついことを言ってこれからも
ケンカしながら一緒に過ごして行きたいと思います(*^。^*)