時の欠片はいつからそこにあり

そうしているのか

食卓も夢見る寝床も

ただいいよと

それだけであるし

帰らない時間だけが知っている

そのため人の心は

思い出という引き出しを作り

懐かしむ

悲しみも喜びも皆

未来に溶ける淡い遥か彼方に