2023.2.17
3年前に更年期によるめまいのおかげ?で見つかった棚ぼた脳動脈瘤。
半年に一度のMRI定期検診を受け続けて
今日に至ります。
左目の奥に脳動脈瘤がある。
大きさは6.2mm。
形は少しいびつ。
破裂リスクはあまり高くない箇所。
↑コレを踏まえた上で
より詳しい検査をと
カテーテルによる造影剤検査をしたことは
ひとつ前のブログに書きましたが、
その結果を受けてどうしたか…
その続きです。
「脳動脈瘤は6.2mmありますね。小さくはないです。」
見間違いではなかったのね…
レントゲンにはなかなかの迫力でぶりっと写ってました笑
「それとその脳動脈瘤のすぐ横に左目に繋がる血管があることがわかりました。」
ひゃーーー!マジ真横じゃん!
「当初、コイル塞栓術でと考えてましたが、この左目の血管を損傷してしまうと失明の恐れがあるので、やるとしたら開頭でクリッピングの方が良いんじゃないかと。」
私の検査結果を見て、他の先生達にも意見を伺ったようです。
先生!失明は嫌です!
「で、開頭クリッピング手術になると、脳動脈瘤のある場所の手前に骨があるので、それを少し削って脳を少し持ち上げて、その先にある瘤をとめることになります。」
え?骨削る?は?
「骨を削ったり、脳を持ち上げたりは脳手術ではよくあることなので心配はいらないです。」
はぁ…そうれすか…
「開頭するにしてもこの場所には視神経が多く通っているので、万が一触れてしまうと左目の一部が欠けてしまったり見えにくくなったりするリスクが5〜10%あります」
……。
「それを踏まえた上で、経過観察にするか、手術するか、どうしますか?」
………。
先生。
とりあえず失明は嫌なのでコイルはなしで。
「コイルでやってやれないこともないんですよ。やり方はあるんです」
いや、先生。
やってやれないと言われる方法を選択するより
やるなら私は開頭でと考えてます。
そこから先生にもう一度リスクも含めて話をしてもらいました。
頭の中の骨の向こう側に脳動脈瘤がある。
その骨の向こう側には
その骨に沿うように視神経がある。
その骨はドリルなどを使わずに
つまんで砕く方法を取ろうと考えている。
↑
そうする理由は…
視神経はとてもデリケートなものなので
ドリルの熱などの影響も受けやすいから。
それでも硬くて無理ならば機械を使う場合もある。
砕く骨はなくても支障のないもの。
リスクは少なからずあるけれど
脳動脈瘤はクリップひとつで確実にとめられる。
そして…
どんな手術でもリスクの話はしなければならないし、それを踏まえた上で手術するかしないかは、やはり患者の意思、やる気が一番大事。
と言われ、
その場ではなんとも気持ちを決められず
一週間の猶予をもらい一旦帰宅したのです。
悶々としながら
でも答えは出ているような気がして
あとはどのリスクを納得して受け入れて
自分自身に落とし込むか…
それだけだなと思いながら
いつもなら答えは明白で
誰に相談することなく、いつも即決、
失敗しても後悔はしない!を信念に
ここまで生きてきたけど
今回だけは色んな人の意見を聞きたくて
たくさんの友人知人に話を聞いてアドバイスをもらいました。
5日間、もやもやした心の視界が良くない数日を過ごしましたが、なんとか心に落とし込んでからは
視界良好、気持ちスッキリ、先生に丸投げ!
ってことで
開頭によるクリッピング手術
することに決めました。
いぇーーーい!
「リスク話は必ずしなければならないもので、でも大抵の人は何事もなく退院します」
先生!私もその大抵の人グループに
必ず入れてよね!
だから手術頑張ってよ!
私は術後を頑張るから!
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