1972年(昭和47)に札幌で冬季オリンピックが開催された。
何の競技か忘れてしまったが
三十代の女子選手が最年長ということで会見をした。
その中で日本の記者が
「何歳まで競技を続けるのか?」という質問をした。
日本ではアスリート相手に出しがちな質問であるが
その女子選手は
「私を引退させたいのか!」と烈火の如く怒った。
その当時の日本人は彼女が怒った意味を誰も理解できなかったはずだ。
私も何でこの選手はこんな受け取り方をするのだろうと思ったのだ。
今となっては本当に余計なお世話だ。
最近でこそカズ選手や葛西紀明選手のように50代現役がいるから
もう珍しいことではない。
しかし、日本人って早くやめろ、老体をさらすな、って言い過ぎるよね。
なんで赤の他人が「いつまでやっているんだ」と言うのか?
よく、わからない。