昨日のブログで
こころの3つの質(グナ)
について書きました


サットヴァ(徳性)
ラジャス(激性)
タマス(無知性)




その中から

タマス・無知性 
について書きたいと思います





「無知」

いきなりこの言葉を聞くと
んん?ムチ⁇


…無知だなぁ

なんて言われたら
あまりいい気分はしない言葉かもしれません








このタマスの質を表す例え話があります


ある時
薄暗い納屋の中から
「うわぁあせるあせるあせる
叫び声が聞こえてきました
バサッ ガサッという音と共に
「こっち来るな!えいっ‼︎ あっち行け!」


ちょうどそこを通りかかったおじいさんが
「おい!どうしたんだ?大丈夫か⁇」
そう言いながら灯りを照らすと











(画像お借りしました)

そこには
太いロープがありました


暗くてよく見えない中で
ロープを蛇だと見間違えた

そんなお話です





これが 無知 です






タマスとは 闇性 とも訳されます


暗闇の中ではよく見えません
(そもそも真っ暗闇では、ロープにすら気づけませんが)
よく見えなければ
物事を正しく判断することができません


もっと言うと
正しいことを間違っている
間違っていることを正しいと
逆に思ってしまう


これがタマスの性質の一つです




これが サットヴァの状態なら
光が射し 明るくよく見えているので
そもそも
ロープを蛇に見間違えることがありません

正しいことを正しい
間違っていることを間違っていると
みることができるのです








実際私たちは
知らない、知識がない という
言葉そのものの意味である 無知
の他にも

本当は知っているのに すぐ忘れてしまう

本当は知っているはずなのに 気づけない



そんな無知性の影響を受けているのです







また別の例えで

何の混ざり毛もない
透明でクリアーな水晶を
濁って曇ったメガネ越しに見れば
水晶自体が濁って曇った物だと思ってしまう


濁って曇っているのはメガネだよ
と気づけない
その私が 無知である
ということかなと思います









他にタマスの質としては
心を曇らせたり
意欲を失って動けなかったり
物をため込んだり
寝てばかりいたり

怒りもタマス性です



怒りに支配された状態では
冷静に正しく
物事をみることはできませんもんね



まさに ハートはガチガチ







誰だって
心穏やかに 幸せでありたい はず







そうあるためには


タマスの状態ではなく
サットヴァの状態でいたいのです








radheradheキラキラキラキララブラブ